巨人・坂本、2失策「切り替えて頑張ります」
(セ・リーグ、阪神4-2巨人、8回戦、阪神5勝3敗、25日、甲子園)巨人は坂本の2失策が痛かった。二回は一塁へ悪送球。七回無死一塁では二塁へ入り、ゴロを捕球した投手からの送球を受けたが、塁上で古城と交錯して足がベースから離れた。ともに、その後失点につながった。
24日の試合でも悪送球があり、2試合で3失策とミスが続いている。試合後は「切り替えて頑張ります」と言い残し、足早にバスへ乗り込んだ。(
巨人・内海4失点KO…最速10勝ならず (
(セ・リーグ、阪神4-2巨人、8回戦、阪神5勝3敗、25日、甲子園)今季ここまで9勝を挙げている巨人・内海は粘りの投球を続けたが、7回途中(4失点)でKO。両リーグ最速の10勝目はお預けとなった。巨人は打線もつながらず、連敗で阪神と入れ替わって4位に転落した。
巨人は初回、ラミレスの適時打で幸先良く1点を先制。しかし、先発の内海がピリっとせず、二回裏にメッセンジャーに同点打、さらに四回裏にはブラゼルに勝ち越しとなるソロ本塁打を浴びた。
五回裏にも1点を失った内海は七回裏、先頭の新井良に右前打を許すと、ミスもあり一死一、二塁のピンチ。続く鳥谷に右前打を浴びたところでマウンドを降りた。
内海の後を継いだ越智は、新井を二ゴロに打ち取ったが、併殺を狙った二塁手・古城が遊撃手・坂本にトス。このボールを坂本がお手玉し、併殺崩れの間に1点を献上。坂本は二回裏にも悪送球するなど、この日はミスが目立った。
打線はラミレスの先制打の後、中盤までは全く機能せず、六回表に長野の犠飛で1点を返すのがやっと。投打、そして守備までもかみ合わず、痛恨の連敗で4位転落となった。
巨人・川口投手コーチ(内海に)
「最後はちょっと踏ん張り切れなかった。阪神打線は、しっかり振ってきていた」
阿部(投手を援護できない展開に)
「僕も含めて、野手のつまらないミスが目立っている」