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2015/06/28(日)08:15

虎・ゴメス、二死から先制打&ダメ押し弾!リーグ再開後ノリノリ

阪神2015(247)

虎・ゴメス、二死から先制打&ダメ押し弾!リーグ再開後ノリノリ  (セ・リーグ、阪神5-3DeNA、9回戦、DeNA6勝3敗、27日、甲子園)空中戦も乗ってきた!! 阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が1点リードの八回、福留に続き、DeNAにトドメを刺す8号ソロを放った。今季初のチーム1試合3発でチーム本塁打を37とし、セ・リーグ単独最下位を脱出(中日と並んで5位)。甲子園では8連勝。もう誰も虎を止められない。  野球は二死から-。古くからある格言を見事に体現してみせた。まさに粘り勝ち。ゴメスの貴重な先制打&ダメ押し弾は二死から生まれた。  「打席のなかでは甘い球を積極的に打つことを考えているよ。それができたね」  一回からいきなり4番の仕事だ。二死一塁から先発・井納の外角直球を逆らわずに振り切った。打球は右中間深くを破る適時二塁打に。6試合連続となる先制パンチだった。  値千金のダメ押し弾だ。3-3の八回二死から福留がこの試合2本目となる勝ち越し弾を放った直後。代わったばかりの3番手・エレラからファウルで粘ったフルカウントの9球目を振り抜いた。一瞬で左翼スタンドに着弾した8号ソロ。FGアベック弾は3月29日の中日戦(京セラD)以来、今季2度目で2連勝だ。  「ファウルで粘って、ラッキーなことにホームランになってくれたよ」  チーム1試合3本塁打は昨年8月17日のDeNA戦(横浜)以来で、今季初。「みんながベストを尽くそうと頑張っている。その中で、続くことができたのはラッキーだったね」と笑顔をみせた。  リーグ戦再開後は、17打数8安打で打率・471。8打点に2本塁打とペースアップ。4番の上昇に呼応するようにチームも波に乗ってきた。  来日2年目となった今季はグラウンド外での“仕事”もこなす。サンティアゴが来日した直後には同じ中南米出身として食事に誘うと、17日に入団した同じドミニカ共和国出身のペレスには無料通話アプリで「一生懸命プレーしろ」とアドバイスを送った。チームの4番として、顔としての自覚の表れだ。  「先週あたりからいい形でみんながプレーできている。メッセンジャーも投手陣も頑張っていたし、毎試合できることをやっていきたい」  眠りから覚めたゴメスのバットで首位固め。Vロードを突っ走る。 阪神・上本、執念タイムリー!和田監督絶賛「価値ある追加点」  (セ・リーグ、阪神5-3DeNA、9回戦、DeNA6勝3敗、27日、甲子園)意地をみせた。上本が執念のタイムリー。主軸の連続凡退で消えそうになった好機をなんとかものにした。  「いつも通り、食らい付くだけでした」  先頭の福留が右越え三塁打を放ってできた四回無死三塁の好機からゴメス、マートンが続けて、投ゴロに倒れた。二死三塁となり、先発・井納に2ストライクと追い込まれた6球目。外角のフォークを振り抜き、三遊間をしぶとく破った。1点も入らなければ間違いなく嫌なムードになっていた打席。和田監督は「(上本の)2点目がないと、きつかったと思う。しぶとく、価値ある追加点だった」と二死から反撃ムードを高めた選手会長の一打を称えた。  好調福留は当面3番に固定される見込みで、マークがきついゴメス、マートンの後を打つ6番の役割が重要になる。勝負強い上本が恐怖の6番になれば、得点力はアップする。  四回のタイムリーの後、すかさず盗塁を決め、チームトップの12盗塁。リーグ2位タイに浮上した。1点でも多く点を取ろうとあきらめない姿勢をみせた。全力プレーで甲子園、そしてチームを元気付ける。  本領発揮だァ!阪神・大和、好守で貢献「捕れてよかったです」  (セ・リーグ、阪神5-3DeNA、9回戦、DeNA6勝3敗、27日、甲子園)大和が本領を発揮した。八回に柴田の代打として出場すると遊ゴロに倒れたが、九回はそのまま中堅の守備に。直後の下園の打球に素早い反応で前進してダイビングキャッチ。「捕れてよかったです。一瞬迷いましたけど…」と振り返ったように、判断が難しい打球だったが、好捕するのは、名手たるゆえん。今季は途中出場が多いが、チームにとって不可欠な活躍を続けている。 阪神・今成、5戦連続安打も「内容のよくない打席ある」  (セ・リーグ、阪神5-3DeNA、9回戦、DeNA6勝3敗、27日、甲子園)今成が5試合連続安打を放った。二回一死から先発・井納のフォークを右前へ弾き返した。「打てましたけど、内容のよくない打席もある。まだまだです」。守備でも、四回に荒波の内野安打になりそうな弱い打球をチャージしてアウトに。攻守で状態は良さそうだ。 マルチで打率アップ!阪神・マートン、復調気配に笑顔  (セ・リーグ、阪神5-3DeNA、9回戦、DeNA6勝3敗、27日、甲子園)復調気配のマートンは六、八回に中前打2本を放ち、5試合連続安打で打率を・259にまでアップさせた。ベンチ裏を足早に歩む助っ人は「調子は良さそうだが」の質問が飛ぶと「あなたはどう思いますか?」と逆質問。笑顔でロッカーに消えていった。

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