HIRO.F's Scrawl

すごすぎますね！！

まあ、記者投票ってのもありますけどね。。。
成績上だと、規定打席も行っていないし、規定投球回数も行っていない
優勝の一番の功績はもちろん大谷なのは間違いないので、両方受賞するだろうなあ。。。と

メジャーに行って故障とか起すのはいやだなあ。。。

ＤＨで！投手で！大谷、史上初ベストナインＷ受賞「来年も取りたい」

投げてよし、打ってよし。大谷が史上初めて、ベストナインの投手とＤＨの２部門で同時受賞だ


　セ、パ両リーグの今季のベストナインが２５日に発表され、日本ハム・大谷翔平投手（２２）が、史上初めて投手と指名打者（ＤＨ）の２部門で同時受賞を果たした。今季から投手と野手の重複投票が認められるようになり、大谷は投球回、打席とも規定未到達ながら、１０勝＆２２本塁打で優勝に貢献した点を評価され、票を集めた。投手では２年連続２度目、ＤＨでは初受賞。最優秀新人（新人王）、最優秀選手（ＭＶＰ）は２８日のＮＰＢアワーズで発表される。

　プロ野球の歴史に新たな１ページを刻んだ。選手会納会が行われた北海道・登別温泉で取材に応じた大谷に、ダブル受賞の満足感はなかった。

　「規定打席にも規定投球回にも届いていなかったので、まさかという気持ちです。チームが優勝したところを評価してもらったと思います」

　プロ野球記者会が規定を変更して投手と野手の重複投票を認めたのは、将来の二刀流の進化に備えてのもの。だが進化のスピードは選考委員の想像を超え、１年目からのダブル受賞となった。

　７月、負傷から野手に専念するとＤＨで安打と本塁打を量産。規定に６１打席足りなかったが、打率・３２２、２２本塁打、６７打点はいずれもキャリアハイとなった。９月に投手に復帰し、２８日の西武戦（西武プリンスドーム）で１安打完封、胴上げ投手になった。こちらも規定に３イニング届かなかったが１０勝４敗、防御率１・８６だった。

　数多くの「史上初」「最高」の記録を作った。７月３日のソフトバンク戦（ヤフオクドーム）では「１番・投手」で先発し、初回先頭打者本塁打をマーク。自身の持つ日本最高球速は１６５キロまで伸びた。

　自身はＤＨ・大谷を「比較的いい打席があった」と評価したが、投手・大谷には不満いっぱい。約１カ月半の離脱を挟み「前半は勝てなかったり、いろんなことがあった。後半はそれなりにいい投球ができたけれど…。来年に生かしたいですね」とリベンジに燃える。

　「もっともっと頑張りたいし、来年も（両ポジションで）取りたい。自分の成績が、一つでも多くチームの勝ちにつながって、２年連続で日本一になれるように頑張ります」。３年前の春、ほとんどの人々が信じていなかった二刀流の成功を、いまや疑う者はいない。歴史は、確かに変わった。（中田愛沙美）

★浴衣でリラックス

　大谷は現在、キャッチボールを控えて、ノースローで調整中。利き手の右腕を徹底的に休めている。疲労回復のため、樽前ＣＣで行われた選手会納会のゴルフは欠席。札幌市内の合宿所から登別には夕方、移動して納会のみに参加した。酒席では浴衣に身を包み、笑顔をみせた。

データＢＯＸ
　日本ハム・大谷が投手とＤＨで最多得票となり、史上初のダブル選出。１９４０年に始まったベストナインで、複数のポジションで最多得票になった例は過去１度だけ。６６年に国貞（南海、現ソフトバンク）が二塁手と三塁手で最多票を得た。規定により、票数がより多い二塁手で選出され、三塁手は次点のロイ（西鉄）が繰り上がった。
ベストナインの選考
　セ、パ両リーグからプロ野球記者会に委嘱され、全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当経験５年以上の記者投票で決定する。　これまで同じ選手を複数のポジションに投票することは禁じられていた。だが大谷が今季投打で活躍を見せ、記者会は規定の変更に着手。投手と野手のポジションに限り、重複投票が可能になった。　野手の場合は１ポジションでしか投票できないが、ＤＨと他の位置で最多票となった場合はダブル受賞が可能。ＤＨ以外の複数の位置で最多票を得た場合には、票数の多いポジションでの受賞となり、もう一方は次点が繰り上がる。今年の有効投票数はセが２６９、パが２４５。