これはBILLIE IDLEが所属するレーベル・オツモレコードによる主催イベント。当日まで内容が公表されていなかったが、イベント開始と共にヒラノ、モモセ、アキラの3人と、舞台出演のために欠席したファーストサマーウイカのピンチヒッターとしてプー・ルイ、カミヤの2人という5人がステージに登場し、BiSの「Give me your love 全部」でライブの口火を切った。ライブ前半は、現在のBiSで披露される機会のない「PPCC」などのレアなナンバーを含むBiS楽曲が披露され、場内は予想だにしていなかった5人でのパフォーマンスに早くも熱狂の渦に包まれていった。
5人でBiS「レリビ」まで5曲を届けたあと、プー・ルイとカミヤがステージから去り、ヒラノ、モモセ、アキラがBILLIE IDLE「be-bop tu-tu」でライブ後半をスタートさせた。そのまま3人でのライブが続くかと思いきや、曲中にプー・ルイが再登場。4人はこの日限りのアレンジを織り交ぜつつ、BILLIE IDLEの楽曲を次々に届けてラストナンバー「泣きそうサンデー」まで駆け抜けた。アンコールではカミヤも姿を見せ、5人で「どうせ消えてしまう命なら…」「be my boy」の2曲を熱唱。“NOT IDOL”を標榜しているBILLIE IDLEと、アイドルのBiSが融合するというレアな一夜は熱狂のうちにその幕を閉じた。