まあ、財団も、理事も、身内も、使い込んでるだろうなあ。。。
どうせ、全部なくなってて、金も返さず、無効!無効!って言い張るんだろうね。。。
まあ、身内でもめてるうちに、平昌来るんだろうけどね。。。
「ここまでが精いっぱい」 辞表提出の慰安婦財団理事には無力感 合意否定の文在寅大統領の路線へ
2016年7月、ソウル市内で行われた「和解・癒やし財団」の発足式(共同)
【ソウル=名村隆寛】慰安婦問題をめぐる日韓合意に従い、韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」が、理事5人の辞表提出により運営の危機に直面している。運営が続いても、合意に否定的な文在寅大統領の意向に沿ったものになる可能性がある。日本が求める合意履行が一層遠のくのは必至だ。
財団は昨年7月に金兌玄(キム・テヒョン)理事長を含む11人で発足し、今春2人が辞任した。5月の文政権発足後、7月には鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)女性家族相が財団事業の点検を表明し、理事長が辞任。今回、辞表を出した5人を除く残る3人は、外務省や女性家族省など政府派遣職員らだ。
文政権による日韓合意の検証対象には財団も含まれていた。関係者によると、昨年まで韓国政府から支給された運営費が政府予算からは出なくなり、やむを得ず、日本からの資金の一部で補おうとしたことなどが問題視されたという。
合意に基づき日本政府が拠出した10億円から、合意時点で存命だった元慰安婦の8割弱に金が支給され、現在生存する32人中、24人が金を受け取っている。こうした財団の努力や成果にもかかわらず、大統領自らが合意を否定する発言をした。理事らは「ここまでが精いっぱい」(関係者)と一様に無力感を示しているそうだ。
関係者は「5人の辞表が理事会で受理されても、新たな理事2人以上が選ばれれば財団の運営は続く」としている。しかし、予算カットに加え、事業さえ否定される中、運営の中断や運営方針が変更される可能性も出てきた。
慰安婦被害者の音声データ公開 「支給金を財団に返して」=韓国市民団体2017/12/29 14:06
【統営聯合ニュース】韓国外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)が旧日本軍慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意に対する検証結果を発表したことを機に、慰安婦被害者支援の市民団体が29日、被害者が「和解・癒やし財団」から慰労金として渡された1億ウォン(約1000万円)の現金を財団に返す意思を示した音声データを公開した。
音声データが公開された慰安婦被害者のキム・ボクドゥクさん(資料写真)=(聯合ニュース)
和解・癒やし財団は韓日合意に基づき日本政府が拠出した10億円を活用して設立された韓国女性家族部所管の財団で、被害者に現金を支給してきた。
この音声データは、慰安婦被害者を支援する南部、慶尚南道の市民団体が今年1月に被害者のキム・ボクドゥクさんを入院先の病院に訪ね、録音した会話だ。現金を返還する意思があるかを問われたキムさんは「(財団に)返して」と3回、はっきり答えた。
市民団体はキムさんのこうした意思を財団側に伝え、何度も返還手続きを求めてきたが、財団は対応していない。
このほどの検証結果で韓日合意に「裏合意」と受け止められる非公開部分があったことが明らかになったため、市民団体は録音した会話を公開することでキムさんの返還意思をあらためて示すとともに、財団に速やかな対応を求めた。
キムさんへの現金支給に関しては、財団が本人の同意なく親戚に渡していたとされ、1月に問題となっていた。キムさんはこの時、支給事実を知らず、現金が振り込まれた通帳も見たことはないと話した。財団側はキムさんと親戚がともに合意したため振り込んだと釈明した。