そうか。。。勝利の夜の、ファンの姿を監督室から見ててくれたのか。。。
行きたいなあ。。。
チケット取れるかなあ。。。。
阪神、星野さんの追悼試合決定!3・10虎党とともに甲子園で送る
2003年9月15日、18年ぶりのリーグ優勝を決めた星野監督は「あ~しんどかった」と第一声
闘将が聖地に帰ってくる! 阪神は、3月10日の中日とのオープン戦(甲子園)を4日に死去した元監督、星野仙一氏(享年70)の追悼試合として行うことを9日、発表した。献花台の設置や星野氏の映像放映、両チームが喪章をつけ、試合前には黙とうを予定。2003年のリーグ優勝で星野氏が舞ったグラウンドが、感謝に満ちた涙に濡れる。
銀傘に響く「あ~しんどかった」の第一声が懐かしい。やっぱり、この男には甲子園が似合う。3・10。闘将が帰ってきた聖地が涙に濡れる。
「球場内で、ご観戦される方だけではなく、外にも献花台を設置することで、1人でも多くの方にお別れの場を設けさせていただきます」
揚塩球団社長が力を込めた。星野氏の死去が6日に発表され、阪神は翌7日の段階で楽天、中日の両球団に掛け合い、追悼試合の協議に入った。甲子園は星野氏が2002年1月、阪神の監督就任後初めて足を踏み入れた際、「ここが俺の死に場所や」と決意した地。その聖地で、たくさんのファンとともに感謝の意を天国に届けたい。予備日も翌11日の巨人戦(甲子園)に設定した。
「3月10日と予備日に11日を選んだのは、土、日で、ファンの皆様に足を運んでいただきやすいということと、対戦相手が故人にゆかりの深い中日さん、故人が闘志を燃やされた巨人さんということもあります」と揚塩社長。
当日は球場外周(ミズノスクエア)に献花台が設置され、両チームの監督、コーチ、選手ら全員が喪章をつける。試合前には大型ビジョンで18年ぶりのリーグ優勝で胴上げされるシーンなど、数々の名場面が流される。
球団内では星野氏の背番号「77」を全員が着用し、そのユニホームをチャリティーに出すことや、OBを招待するプランも検討。闘将は勝利した夜、ファンが甲子園駅まで六甲おろしを歌いながら練り歩く姿を監督室からみるのが何よりも楽しみだった。今度は恩返しする。
金本監督も現役時代、阪神コーチだった島野育夫氏(享年63)の追悼試合となった08年3月6日の広島とのオープン戦(京セラ)に、DHで志願の出場。オフに左膝の手術を受けたばかりだったが、恩師に捧げるアーチを放ってみせた。
そんな鉄人だけに今回も、ベストメンバーで挑む可能性が高い。3月中旬となれば、30日の開幕巨人戦(東京ドーム)に向け、ベテラン級も出場して試合勘を養うタイミング。福留、糸井、鳥谷、ロサリオらがスタメンに名を刻まれる見通し。闘将と呼ばれた男は「勝ちたいんや」が口癖で、16年夏に余命90日と宣告されても密かに闘い続けた。オープン戦といえど、勝利を届けるのが何よりの弔いとなる。
03年10月24日の日本シリーズ第5戦(対ダイエー)以来、5251日ぶりとなる“阪神・星野監督”に、心から伝えたい言葉がある。ありがとう-。虎の歴史を変えた闘将の生き様に、満員の甲子園がむせび泣く。