まあ、しょうがないか。。。
歴史あるロゴがなくなるのは寂しいものですが。。。
西部劇とか、あんなのも、上映できなくなるのかな。。。
インディアンス、名物ロゴ今季限り…先住民イメージ「人種差別的」批判受けて
インディアンスの「ワフー族長」のロゴ (AP)
米大リーグのクリーブランド・インディアンスは29日(日本時間30日)、米先住民をあしらった球団ロゴ「ワフー族長」を2019年以降、ユニホームから取り除くと発表した。チームと族長ロゴは、米俳優、チャーリー・シーン(52)主演のハリウッド映画「メジャーリーグ」で日本でもおなじみだが、先住民への人種差別に当たると批判されていた。
1947年から使われてきた有名なロゴが“引退”を余儀なくされた。球団オーナーのポール・ドラン氏は「われわれはファンの多くがワフーに長年の愛着を持っていると認識している」とコメント。複雑な心境をうかがわせた。
かねて大リーグ機構は球団にロゴの変更を要望してきた。ロバート・マンフレッド・コミッショナーは「球団はこれ以上、グラウンドでそのロゴを使うのは適切ではないという私の姿勢に、最終的に同意してくれた」と謝意を表した。
日本でもおなじみのロゴは米先住民をモチーフにしており、赤い顔にわし鼻、垂れ目、歯をむき出しにして羽根付きヘアバンドをしている。47年から親しまれてきたが、2019年からはユニホームに使われなくなる。チーム名は変更しないという。
ロゴは商標を維持するためにアリゾナ州のキャンプ地にある店舗で売られているグッズに使われている以外、数年前から使用は徐々に控えられてきたという。替わって“主戦”になるのは14年から使われている、本拠地クリーブランドの頭文字Cのブロック体をかたどったもの。
名物ロゴが“引退”を余儀なくされたのは、人種差別だという批判の広がりによる。米メディアによると、数年来、米先住民系団体から訴訟を起こされていた。
さらに16年のトロント・ブルージェイズとのアメリカン・リーグ優勝決定戦を前に、カナダで米先住民の支援者が提訴。ロゴなどの使用差し止め請求が出された。これは却下されたが、今回のロゴ使用停止に大きく影響しているという。
大リーグではオールスター戦が19年にクリーブランドで開催されるが、球団はこのことと関連はないとしている。
★「レッドスキンズ」も裁判に
米大リーグのアトランタ・ブレーブスでは、ファンが応援で、米先住民が使用していたトマホーク(おの)を模したグッズを振る「トマホーク・チョップ」が問題視された。米プロフットボールのワシントン・レッドスキンズは、ヘルメットに先住民の横顔をあしらったロゴを使用。チーム名が差別に当たると裁判になった。日本ではプロ野球、大洋ホエールズが1992年、チーム名を横浜ベイスターズ(現DeNAベイスターズ)に変更。商業捕鯨規制の強まりに配慮したとされる。
クリーブランド・インディアンス
1901年創設。米大リーグのアメリカン・リーグに創設時から所属。本拠地はオハイオ州クリーブランドのプログレッシブ・フィールド。当初の愛称ブルーバーズから15年にインディアンスに。これはクリーブランドに本拠を置いて既に解散した球団に在籍した、米先住民初の大リーグ選手、ルイス・ソカレキスに敬意を表したもの。リーグ優勝6回、ワールドシリーズ優勝は2回。2017年の成績は102勝60敗、中地区1位。