本当に残念。。。。
責任感とプレッシャーと、動かない身体で、つぶされてしまったんだろうなあ。。。
引退となって、プレッシャーから開放されて
楽になってくれればいいんですが
あのキャラは、このまま埋もれるのはもったいないです。。
ベンチに入って、チームを盛り上げるようになってほしい。。。
長い間、お疲れ様でした
鷹・ムネリン、事実上の引退…自律神経の病気「体を動かすのを拒絶」
ソフトバンクは26日、契約を更改していなかった川崎宗則内野手(36)が退団すると発表した。昨年4月に米球界から復帰して優勝に貢献した一方、両アキレス腱(けん)を痛めて長期離脱。リハビリの苦悩により、自律神経の病気を患ったことを告白した。球団は自由契約の措置をとって定期的に話し合いを続ける意向だが、事実上の現役引退となる。
「ムネリン」と呼ばれた人気者が決断した。川崎が球団を通じ、苦悩の日々と病を告白した。
「リハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、体を動かすのを拒絶するようになってしまいました。このような状態で野球を続けるのは、今の自分には考えられません」
昨年7月末に両アキレス腱(けん)を痛めて離脱。復帰した9月の2軍戦で左ふくらはぎを負傷した。10月末に球団施設を離れて療養。オフの行事を欠席し、キャンプも不参加だった。球団は契約更新を望んできたが、協議を重ねた末、自由契約とすることが決定。27日に公示される。
さらに川崎は「野球から距離をおいてみようと決断しました。元気でプレーする姿を楽しみに待ってくれている皆様には本当に申し訳ない決断ですが、いまは環境を変えて、じっくりと心と体の回復につとめます」とコメント。関係者によると、ひどく落ち込んだ様子を見せることがあったという。心身の疲労で体調を崩して入院し、体重も激減。「戦力外にしてください」と要望も、球団は良化を待った。だが25日までに本人の意思を確認し、退団を了承した。
任意引退ではなく自由契約にすることで現役続行の選択肢は残るが、トレーニングが長い間できておらず、このまま引退となる運びだ。三笠球団統括本部長は「彼の人生をサポートしたい」と語り、選手以外の選択肢を用意することを含め、話し合いを続ける。 (安藤理)
2017年途中までカブスで同僚だった巨人・上原
「もしかすると復帰することもあり得るわけですから、治して早く野球ができるようになってほしい。こまめに連絡を取りたい」
★専門家の目 自覚や責任感が強過ぎた反動か
高野ビルクリニック(東京・新宿区)の冨名腰文人院長は「自律神経失調症の主な原因は、多種多様なストレスと考えられています。症状は『仕事に行きたくない』とか『頭が痛い』とか千差万別。一般的に何らかの身体症状が伴います」と説明。「川崎選手はムードメーカーとしてチームやファンから大きな期待を寄せられる存在ですよね。その自覚や責任感が強過ぎた反動もあるのでは…。とにかく今は休養を取って、心身ともに安静にすることが大事だと思います」と語った。
川崎 宗則(かわさき・むねのり)
1981(昭和56)年6月3日生まれ、36歳。鹿児島県出身。鹿児島工高から2000年ドラフト4位でダイエー(現ソフトバンク)入団。04年に最多安打、盗塁王。04、06年には遊撃手としてベストナイン、ゴールデングラブ賞。11年オフに海外FA権を行使し、マリナーズへ。カブスなどを経て昨季ソフトバンクに復帰し、42試合に出場、打率.241、0本塁打、4打点。日米通算成績は1463試合に出場、打率.286、28本塁打、424打点。1メートル80、75キロ。右投げ左打ち。背番号52。