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河野外相「きちんとした答えを持ってこない限り来日されても困る」康京和外交長官の訪日可能性言及に対して韓日外交懸案関連発言が物議
日本の河野太郎外相は26日、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部(省に相当)長官が先日、韓日の外交上の懸案をめぐって協議するため訪日する可能性もあると言及したことに関して、「きちんとした答えを持ってこないかぎり来日されても困る」と話したことが分かった。
NHKの報道によると、河野外相のこの発言は同日、自民党の外交部会などの合同会議で飛び出したとのことだ。日本政府は、先月30日の韓国大法院(最高裁判所)による強制徴用賠償判決、今月21日の韓国政府による「和解・癒やし財団」解散発表に強く反発している。この日の河野外相の発言も、韓国政府に対する不満を表に出し、「日本政府は強硬に対応する」と強調するためのものと受け止められている。
康京和長官は22日、韓日外交懸案を協議するため訪日する可能性について、「今、決まっている日程はないが、常にいろいろなオプション(選択肢)を考慮している」と語っていた。
外交関係者の間からは「日本政府が対話努力をすることなく、連日『脅迫めいた発言』ばかり相次いでいることについて、韓国は政府レベルで問題提起する必要がある」との指摘も出ている。
自民党は同日、韓日慰安婦合意に基づく「和解・癒やし財団」解散決定と関連し、日本政府の撤回要求を促す決議文を河野外相に提出した。また、決議文には、韓国の国会議員が同日、独島(日本名:竹島)に上陸したことについて「日本の領土と権益に対する許し難い侵害」などとする内容も盛り込まれた。
NHKによると、河野外相は「国会議員の行動ではあるが、上陸にあたっては政府が関与している可能性もあり、韓国政府の責任も問いただす必要がある」と述べたとのことだ。
韓国外相訪日に対する河野氏の発言 「事実なら不適切」=当局者
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は27日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の訪日の可能性に関する日本の河野太郎外相の発言が波紋を呼んでいることについて、「正確な発言内容がどんなものだったか確認している」と述べた。
NHKによると、河野氏は26日に自民党議員と面会した席で康氏の訪日について「(韓日の懸案に対する)きちんとした答えを持ってこないかぎり来日されても困る」と発言したとされる。
外交部の同当局者は記者団に対し、「もし河野外相の発言内容が事実だとすれば、外交関係を管理する外相として非外交的、また不適切な発言だと考える」とし、在日韓国大使館を通じて事実確認を進めていると伝えた。
これに先立ち、康氏は2015年の韓日合意に基づき設立された慰安婦被害者支援のための「和解・癒やし財団」の解散や、日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者に賠償を命じた大法院(最高裁)の判決など、両国の外交懸案を議論するため日本を訪問する可能性について「これといった予定はないが、常に選択肢として考慮している」と述べた。
この当局者は「韓国政府は、最近日本の責任ある指導者らが大法院の判決に関して問題の根源を度外視したまま韓国国民の感情を刺激する発言を続けていることについて非常に憂慮している」と強調した。また「歴史問題は歴史問題として賢明に解決し、未来志向の両国関係を発展させていくために相互努力が必要だというのが(われわれの)基本的な立場だ」と述べた。
財団の解散に続く日本政府の拠出金10億円の処理については、被害者や関連団体などの立場を整理することが先だとして、これに基づき日本と協議を行うための作業を進めていると説明した。