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カテゴリ:阪神2019
全員高校生っていうのが矢野監督らしい。
高校ビッグ4の二人をゲット!! 昨年のドラフト、結果的に、一番の成功となったのは、間違いなく阪神! 昨年は即戦力ばかりだったので、今年は、じっくり育てて5年後のエースとクリーンナップに!! 西一の遠縁、西二に、桜井とは違う「こうた」、大魔王様ではなく「およかわ」 期待しております! 阪神・矢野監督、奥川外したけど甲子園の星ズラリ!虎53年ぶり1~5位高校生/ドラフト プロ野球ドラフト会議(17日、グランドプリンスホテル新高輪)夢いっぱいの矢野流ドラフトだ!! 阪神・矢野燿大監督(50)が17日、東京都内でドラフト会議に出席。1位指名では星稜高・奥川恭伸投手(18)を3球団競合で外したが、球団では1966年以来53年ぶりとなる、1~5位までが高校生という指名に踏み切った。「楽しみがある」。将来性にかけた、異例のドラフトとなった。 矢野阪神2度目のドラフトは、思い切り夢を詰め込んだ。53年ぶりに上位5人を高校生指名。矢野流ドラフトで未来のスターを続々と獲得した。 「楽しみがあるんじゃない!? もちろんドラフトって、獲りたい選手を獲られたりとか、動くからね。はじめから高校生ばっかりにしようとか思っているわけでなくて。優先順位の中で、そうなったということ」 巨人、ヤクルトと3球団で競合した星稜高・奥川を1位抽選で外すなど思惑通りに進んだわけではなかった。ただ、他球団の動向も見守りながら矢野監督が卓上で発した一言が、この日の虎の方向性を示した。 「夢を追いかけましょう!」 2位ではチームが長年の課題としている右の大砲、履正社高の井上を、3位では、1位指名した創志学園高・西とともに高校生投手BIG4に数えられた横浜高の左腕・及川を指名。4位も5位も甲子園で活躍したスターがずらりとそろい、ファンも喜ぶ好素材ばかり。「そこらへんが中心になっていく時代を想像すると、すごくワクワクする」と、虎の未来に胸を躍らせた。 「もちろん、そういう(甲子園の)場を踏んでいるという評価もあるし」。大舞台での経験がプラスアルファになったことを認めると同時に「でも、純粋にチーム的にフィットしていくという部分と両方考えた」と、戦力バランスを整えたことも強調した。 「来年以降すぐに、というのは俺の中ではね。即戦力と高校生という部分では多少の違いは、どうしても出るじゃん」 原石たちを慎重に育てていくつもり。1位で江夏豊を指名した1966年の第1次ドラフトで、10人の高校生を指名して以来となる育成重視ドラフト。「ある意味、即戦力が少ない分、この秋のキャンプが大事なものによりなっていくと思う」と現有戦力の底上げへ、気持ちも新たにした。この運命の1日を、黄金期への礎とする。 引き継げ闘将魂!阪神1位・西、沢村賞宣言「ワクワクする」/ドラフト 阪神に1位指名され、仲間に胴上げされる西。甲子園で大暴れだ!(撮影・二星昭子) 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日、東京都内で開かれ、阪神は外れ1位で創志学園高の西純矢投手(18)を単独指名した。1位指名した星稜高の奥川恭伸投手(18)は抽選で外したが、同じく甲子園を沸かせたU18日本代表投手の交渉権を獲得。元阪神監督の星野仙一氏の故郷・岡山で腕を磨いた18歳は、力強く「沢村賞」を目標に掲げた。 もう1人の西がタテジマにやってくる。虎が誇るエース西勇輝の遠い親戚が。まるで呼び寄せられたかのように。 「阪神 西純矢」 テレビ画面を通してドラフト会場から届いた声にちょっぴり笑顔。やがて、右手で目をこすった。うれし涙? 「いえ、照明が眩しかっただけです」 会見場の体育館に集まった在校生252人は大爆笑。最高の西スマイルだ。 「あの甲子園で、もう一度投げられると考えただけでワクワクします」 甲子園でスターになった岡山の球児が、甲子園に帰ってくる。最速154キロの剛腕が聖地を沸かせたのは昨夏。1回戦で16奪三振の快投を見せ、注目を集めてきた。 晴れの会見。将来の夢を問われて即答した。 「沢村賞(先発完投型投手の最高の賞)です。子供の頃から憧れていた前田健太さん(ドジャース)も取られていましたし。先発にこだわりたい」。生まれは広島・廿日市。カープを夢見る野球少年が心底プロを意識したのは2年前だった。 高校1年の秋。公式戦で敗れたその日、父・雅和さんが倒れた。4日後に帰らぬ人に。45歳の若さだった。 「お母さん(美江さん)が1人になった。絶対にプロに入って、楽をさせてあげたい」 夢を叶えた今、会ったことはないが話したい人がいる。もちろん…。 「やっぱり西(勇輝)さんにいろんな話を聞いてみたいですね。自分はコントロールが課題。西さんのコントロールを参考にしたいし…」 最高の先生が身近にいてくれる。阪神のCSの戦いも「全部見ました」。指名前からタイガースをすでに勉強済みだ。 未知の世界に不安だらけの西をさらに安心させたのは、高校生ばかりの阪神の指名。「それが一番ホッとしました」。井上(履正社高)、及川(横浜高)らはLINE仲間。1位から5位まで高校生は、1966年以来、球団53年ぶり。これも、ひょっとしたら矢野監督のイキな計らいか。 奥川の抽選は3分の1で外した。でも、西が指名できた。指揮官は、そこに運命を感じた。大恩人でもあり、昨年1月に死去した星野仙一氏の遺族から、形見分けとして譲り受けたネクタイをして臨んだ今回のドラフトだった。 「(奥川はヤクルトに奪われたが)もしかしたら星野さんが『西で良かったんじゃないか?』っていうことも。『ああいう投手はええやんけ』と言ってくれそうな投手だと思う」 西のガッツはすでに浸透している。昨年、甲子園でガッツポーズ連発が誤解から批判された。自粛してきた。でも今、球界で一番ガッツポーズしているのは…。そう矢野監督だ。心置きなくガッツポーズ、さあ、タテジマで見せてもらおう。 (上田雅昭) ★虎の西と遠縁に 阪神・西勇輝の遠縁にあたる西純矢。純矢の曾祖父が8人兄弟で「そのどなたかのつながりらしいです」。小学6年の時、ある告別式で親戚のおばさんから勇輝と一緒の写真を見せられ「親戚にプロがいるんだ」と知ったという。当時オリックス在籍だった勇輝を応援し続けてきたが「まさか同じチームになるとは…」。一方、勇輝はこの日、自身の公式インスタグラムを更新。純矢の画像をアップして「阪神 楽しみや よろしく」とコメントをつけた。 西 純矢(にし・じゅんや) 2001(平成13)年9月13日生まれ、18歳。広島県出身。鈴が峰小2年から鈴が峰レッズで野球を始め、阿品台中時代はヤングひろしまでプレー。創志学園高では1年春からベンチ入り。昨夏の甲子園では1回戦の創成館戦で毎回の16奪三振で完封勝利。2回戦で下関国際に敗れた。今夏は県大会準決勝で敗退。最速154キロの直球と落差のあるフォークボールが武器。今年のU18W杯(韓国)日本代表。184センチ、88キロ。右投げ右打ち。 ワクワク止まらん虎新時代!阪神2位・井上、本塁打王取る「40本必ず」/ドラフト 阪神から2位指名を受けた井上はバットを手に力強くポーズ。目標は本塁打王だ!(撮影・甘利慈) プロ野球ドラフト会議(17日、グランドプリンスホテル新高輪)虎でホームラン王になる!! 履正社高・井上広大外野手(18)が阪神からドラフト2位で指名された。今夏の甲子園大会で3本塁打、14打点をマークして初優勝に貢献した高校通算49本塁打のスラッガーは17日、豊中市内の同校で会見し「(シーズン)40本以上を必ず打って、本塁打王になりたい」と宣言。また3位で指名された横浜高・及川雅貴投手(18)は横浜市内で、同じ左腕の能見を目標に掲げた。 夏を制した大砲は、赤い糸で甲子園とつながっていた。「虎の井上」として、聖地に何度も放物線を描く。阪神から2位で指名された井上が、力強くキング宣言だ。 「一振りで流れを変える打者、(シーズン)40本以上を必ず打って本塁打王になりたい。ひとつひとつ(ステップを踏んで)頑張っていきたいです」 ホームラン王-。球団では1986年のバースが最後。日本選手では84年の掛布雅之、右打者では75年の田淵幸一以来、奪うことができずにいる栄冠だ。虎が抱える永遠の課題。矢野監督も「大砲がやっぱりどうしても欲しい、右バッターで」と期待を寄せた。 履正社の4番に君臨し、高校通算49本塁打。8月22日の甲子園大会の決勝では、この日、阪神、巨人、ヤクルトの3球団が競合した星稜高・奥川からバックスクリーン左に3ランをたたき込み、初優勝に導いた。 「(奥川には)他の打席では抑えられたので、自分の中では悔しい。(プロで)リベンジという形になれば」 ヤクルトが交渉権を獲得した“虎の元恋人”は、プロの世界でも打たなければいけない相手。本拠地となった甲子園で、何度もあの歓喜を再現するつもりだ。 目標は、巨人の4番・岡本。動画サイトで打撃フォームなども参考にしているといい「自分もタイプが似ていると思うので。流れをひと振りで変えられるようになりたい」。伝統の一戦となったクライマックスシリーズのファイナルステージもテレビで観戦。予習はばっちり。たのもしく、タテジマ袖を通す。 「小、中、高と4番を多く打たせてもらってきたので。プロでも自分が最終的に4番を打つ形になれば」 187センチ、97キロの恵まれた体には、限りない可能性が詰まっている。少しだけ大人びた井上が、すぐに甲子園に帰ってくる。 (竹村岳) 井上 広大(いのうえ・こうた) 2001(平成13)年8月12日生まれ、18歳。大阪・大東市出身。南郷小時代にソフトボールを始め、南郷中では東大阪シニアで捕手。履正社1年夏からベンチ入りし、2年秋から主に4番。今春の選抜大会に出場。今夏の甲子園では3本塁打を放ち、チームを初の優勝に導いた。高校通算49本塁打。50メートル走6秒3、遠投115メートル。187センチ、97キロ。右投げ右打ち。 将来性抜群!阪神3位・及川、制球力&安定感持つ能見さん目指す/ドラフト 阪神から3位指名を受けた及川(中)は、父・大介さん(左)、母・直美さん(右)と記念撮影(撮影・荒木孝雄) プロ野球ドラフト会議(17日、グランドプリンスホテル新高輪)目標は能見さん-。阪神から3位指名を受けた及川は、虎一筋15年、40歳にしてなお第一線で活躍を続ける左腕の名前を挙げて、決意を口にした。 「能見さんは、自分にはない制球力と安定感を持たれています。そこを目指してやっていきたいです」 会議のスタート時は緊張した面持ちだったが、指名に安堵。「率直に、とてもホッとしています。うれしいです。ようやくスタートライン立てたのかなと思います」と声を弾ませた。 3度出場した甲子園がホームグラウンドになる。「阪神ファンはすごい熱い。声援を力にやっていきたいです。チームは指導者を含めて明るいイメージ。早く慣れて、なじんでいけたらいいです」と夢を膨らませた。 佐々木(大船渡高)、奥川(星稜高)、西(創志学園高)と並んで高校BIG4と呼ばれた左腕。今夏は甲子園に出場できなかったが、最速153キロを誇る未完の大器だ。矢野監督も「素材は申し分ない。高橋遥人みたいなボールを投げられると思うし、左というのは魅力にプラスアルファされるところ。本来もうちょっと評価されてもいい投手かな。(それが)3位で獲れたんで」と、笑顔で振り返った。 西とは同期入団に。及川は「同じBIG4と言われた仲間として、現時点では圧倒的に負けている。同じ世界に入ったからには追い抜かしていきたい」と力を込めた。 「早く1軍に合流できるように頑張りたいです。大事な試合を任され、誰からも信頼される投手を目指したいです」 大ベテラン・能見の背中を追いかけ、虎の中心投手となる。 (広岡浩二) 及川 雅貴(およかわ・まさき) 2001(平成13)年4月18日生まれ、18歳。千葉・匝瑳(そうさ)市出身。小3で野球を始め、須賀スポーツ少年団から匝瑳リトルシニアへ。U-15日本代表にも選出され、16年のU-15W杯では大会最優秀投手に選出された。横浜高では1年春からベンチ入り。甲子園では1、2年夏、3年春の計4試合で登板。183センチ、74キロ。左投げ左打ち。 阪神4位・遠藤「ショートで勝負」“ポスト鳥谷”だ/ドラフト 特集:2019ドラフト情報 タイガースの「T」ポーズを決める遠藤 プロ野球ドラフト会議(17日、グランドプリンスホテル新高輪)“ポスト鳥谷”だ!! 阪神からドラフト4位で指名された東海大相模高・遠藤成内野手(18)が17日、神奈川県内の同校で会見。「勝負したいポジションはショートです。自分の持ち味の肩を生かせる場所だと思う」と宣言した。 「(鳥谷さんのような)素晴らしい選手と比較できるような選手ではないので、これから阪神で力を発揮できるようにしたいです」 高校通算45本塁打の長打力と、最速145キロの“二刀流”で注目を集めたが、プロでは遊撃一本だ。今季限りで退団する鳥谷に代わり、正遊撃手をつかむ決意。高校時代に培った「アグレッシブベースボール」も前面に出し、目標に掲げたベストナインと最多安打のタイトル獲得も狙う。 「(阪神は)熱烈なファンが多いですし、この夏の甲子園でもプレーさせていただいてやりやすい球場ですし、ドキドキします」 昨春の選抜では4強、今夏も16強と2度の甲子園大会に出場し、虎の本拠地はもはや“庭”。タテジマのユニホームを着た姿が思い浮かぶかと聞かれると「ジャイアンツと戦っている甲子園球場が思い浮かびます」と、早くも「伝統の一戦」へ意欲十分だ。 対戦したい投手はU18日本代表でもチームメートで、ヤクルトが阪神、巨人との競合を制して交渉権を得た星稜高・奥川。「日本を代表する選手から打って、日本を代表する選手になりたい」と誓った。 (赤尾裕希) ★母「感謝の思いを」 遠藤の両親も実家の秋田から駆けつけ、ドラフト会議を見守った。父・成人(なるひと)さん(47)は「正直ホッとしています。ただ高校で秋田から出てきて、親としての不安もまた一気に、プロにいって出てきているところです」と複雑な思いを吐露。母・道代(みちよ)さん(48)は「うれしいんですが、ずっと心配していたので、これがもう少し続くのかな。ずっと感謝の思いを持ってやってくれたら」と背中を押した。 遠藤 成(えんどう・じょう) 2001(平成13)年9月19日生まれ、18歳。秋田県出身。小3から野球を始める。中学では本荘由利リトルシニアに在籍。東海大相模では1年春からベンチ入りし、投手兼内野手として今夏の甲子園では3回戦進出に貢献。高校通算45本塁打。178センチ、84キロ。右投げ左打ち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 18, 2019 07:20:58 AM
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