残念です。。。
まだまだ他ではやれると思ってたのに。。。
今年は、どこのチームも、コロナでの観客減少で苦しいので、同じように中堅選手を切りまくっていたので、この状況では取れないのでしょう。。。
上本には、若手のころからチームを引っ張ってもらってました。。。
ただ、本当に怪我が多かった。。。
調子が上がってくると、故障で。。。の繰り返し。。。
それでも、上本の一発でどれだけ助けれたか。。。
お疲れさまでした。いままで、たくさんの夢と感動をありがとうございました。
阪神・上本、今季限りで引退 タイガースアカデミーのコーチ就任へ
現役引退を発表した上本。魂を込めたプレーでファンを魅了した
阪神から戦力外通告を受けていた上本博紀内野手(34)が21日、今季限りで現役を引退することを明かした。早大から2009年ドラフト3位で入団してから12年。けがに泣かされた野球人生だったが、173センチ、66キロの体からパワフルな打撃を披露した。今後は子供たちへの野球振興のために設立されたタイガースアカデミーのコーチに就任する見込みだ。
決して派手さはない。それでも全力疾走やフルスイングで虎党を沸かせた上本が、現役生活を12年でピリオドを打った。
「現役を続ける道を探してはいましたが、最終的に、今シーズンをもって現役を引退することを決めました」
10月28日に来季の構想外を告げられ、球団からは新たなポストを用意された。ユニホームを脱ぐ場合は11月11日の今季最終戦(対DeNA、甲子園)での引退試合も打診されたが「いろんな思いもあって、お断りさせてもらった」と辞退した。
「思い」とは現役へのこだわりだった。12球団合同トライアウトには参加しなかったが、トレーニングを続け、他球団から声がかかるのを待ち続けた。だが、自分を獲得に動く球団はなかった。
「引退することになりましたが、12年間、タイガースのユニホームを着てプレーさせていただき、お世話になった球団や、良いときも悪いときも応援いただいたファンの方々には感謝の思いしかありません」
2009年ドラフト3位で早大から入団。14年には二塁の定位置をつかみ、シーズン自己最多の142安打、7本塁打。当時の和田監督(現球団本部付テクニカル・アドバイザー)に「体は小さいが、小力がある」と言わしめた。
通算698試合に出場し、打率・265(522安打)、30本塁打、161打点。14年から3年間、選手会長も務めるなど人望も厚かった。しかし、毎年のようにけがに泣かされ、18年5月には左膝の前十字靱帯を損傷し、長期離脱。糸原がレギュラーに定着し、植田、小幡ら若手の台頭もあり、今季は25試合で、打率・171と出場機会は激減していた。
今後は18年に設立されたタイガースアカデミーのコーチに就任するとみられる。上本は「次の道でも、これまでの経験を生かして一生懸命、頑張っていきます」と、第2の野球人生に向けて決意を新たにした。将来の虎を背負う人材の育成に尽力する。(三木建次)
上本 博紀(うえもと・ひろき)
1986(昭和61)年7月4日生まれ、34歳。広島県出身。広陵高では甲子園に4度出場し、2年春は優勝。早大を経て2009年D3位で阪神に入団。14年には選手会長に就任し、初の規定打席到達。1軍では通算698試合に出場し、打率・265、30本塁打、161打点。右投げ右打ち。173センチ、66キロ。今季年俸4800万円。