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2021/07/27(火)11:50

水谷、伊藤組が卓球五輪史上初の混合ダブルス『金』 0-2から逆転!中国の壁ついに破った

SPORTS(271)

あと1ゲーム!!! 水谷!伊藤8ポイント連続!!!! あと1点!!!!マッチポイント!!! 水谷伊藤金メダル!!! 卓球で、オリンピックで、中国に勝てる日が来るなんて!! 本当に感動をありがとう!!! メダルラッシュの日本!! これで、8個目の金メダルで、アメリカを抜いて1位!!! 水谷、伊藤組が卓球五輪史上初の混合ダブルス『金』 0-2から逆転!中国の壁ついに破った 金メダルを決めると、水谷(右)と伊藤(左)は抱き合って喜んだ(撮影・松永渉平) 東京五輪第4日・卓球 混合ダブルス決勝(26日、東京体育館)悲願達成だ。新種目・混合ダブルスの決勝が行われ、日本の水谷隼(32)=木下グループ、伊藤美誠(20)=スターツ=組がフルゲームで中国の許昕(31)、劉詩雯(30)組を逆転で下し、日本卓球界史上初の五輪金メダルをもたらした。同郷で幼い頃から互いを知る2人が、中国から頂点の座を奪った。これで日本の金メダルは8個となり、最多に。また、夏季大会通算150個に達した。 日本卓球界の夢を、大逆転で成就させた。中国が誇る最強の世界王者を撃破。雄たけびとともに、水谷と伊藤は抱き合って喜んだ。 「中国を超えたのが初めてで、信じられないという思いだった」と感激の面持ちの水谷。「すごくうれしいというか、〝ヤバイ〟という言葉が最初に出た」と伊藤は目を丸くしてはしゃいだ。 先に2ゲームを連取された。しかし水谷は「中国ペアも緊張していると感じ、1ゲームでも取れればこちらに流れが来るのではと思っていた」と冷静に観察していた。 その流れを奪ったのが伊藤。第3ゲームに入ると男子の世界ランキング2位、許昕の強いボールに徐々に対応。このゲームを取り返すと波に乗った。「(苦戦した)準々決勝より、リラックスして楽しめた」と伊藤。最終第7ゲームは「思い切ってやるだけだ」と臨み、8-0と広げた。 水谷(左)に金メダルをかける伊藤。コロナ禍の中での五輪開催が、こんなシーンを生んだ  中国は2008年北京五輪以降の3大会で全種目を制してきた。打倒・中国は世界卓球界の夢。水谷も伊藤も、何度もはね返された。「昔も今もこれからも、中国という壁はものすごく高い」と水谷。だが2人が組んだ〝奇跡のペア〟だからこそ、偉業を達成できた。 12歳差の2人は互いを子供の頃から知る、兄妹のように親しい間柄。水谷の父・信雄さんが1994年、静岡・磐田市に設立した「豊田町卓球スポーツ少年団」で、5歳だった水谷は第1期生として腕を磨いた。そこへ10年後に入団したのが、4歳だった伊藤だった。 水谷家と伊藤家は親交があり、中学でドイツ留学、高校で青森山田高進学と早くに親元を離れた水谷は、帰省の際に実家より先に伊藤家を訪れ、小さい美誠と遊ぶことも多かった。「おんぶされたり、じゃれ合っていたのをよく覚えている」と伊藤。水谷も「僕の中で彼女は5、6歳から止まったまま。本当に兄妹という感じ」と笑う。 奇跡の出会いは、特に伊藤を成長に導いた。世界で活躍する水谷にあこがれ、幼心に「あんな選手になりたい」と思い続け、世界のトップに上り詰めた。 4度目の五輪となる今回で、代表活動から退くと決めている水谷。集大成の場で、初めて採用された種目で、〝妹〟と組んでの出場。「後にも先にも、こんな奇跡的な巡りはない」。その奇跡が打倒中国につながった。 優勝の瞬間に抱きついたら「伊藤選手から、痛いって感じではねのけられて、ちょっとつらかった」と水谷。こうして笑い合えるのも仲の良い〝兄妹〟だからこそだ。 卓球王国の中国に衝撃 水谷、伊藤組の優勝速報 2021/07/26 23:43 混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼、伊藤美誠組。左は銀メダルの中国の許昕、劉詩雯組、右は銅メダルの台湾の林昀儒、鄭怡静組=東京体育館 中国国営通信の新華社は26日、東京五輪の卓球混合ダブルスで水谷隼、伊藤美誠のペアが決勝で中国組を破ったことを速報で伝えた。卓球王国の中国で、中国組の敗北は衝撃をもって受け止められ、国営中央テレビの司会者は「中国の卓球チームを信じてください」と述べ、落ち込まないよう視聴者に呼び掛けた。 中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボ)には「受け入れられない」「この試合結果は予想していなかった」などとのコメントが相次いだ。(共同)

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