阪神・狩野、涙の引退会見「17年できたのは僕の誇りです」
とうとうか。。。。狩野といえば、やっぱり、豊田から打ったプロ発安打の大逆転のサヨナラヒット!!!10年前か。。。ブログをやり始めた頃ですね。。。何度もチャンスに強いところを見せていただきました。セッキーの後の代打の神様となるはずだったのに。。。ここんところ、若手の台頭で、なかなかチャンスももらえず。。。今年に、代打の神様がいたら。。。長い間、お疲れ様でした。。。たくさんの感動と夢をありがとう!!!!!2007年04月20日 狩野プロ発安打が12回サヨナラヒット!! 神様、仏様、藤本様、林様、鳥谷様、赤星様、金本様、今岡様、狩野様!!そして、豊田様。。。 名古屋で、終盤で追いつかれて、逆転。。。いやな負け方して。。。今日も1-1に追いついて、JFKを使って、延長に入るも、チャンスを毎回生かせず12回。。。江草がいきなり阿部フォアボール。。。さらにホリンズヒット。。。阿部に代走矢野で、勝負に来た虚塵。。。鈴木のバントに江草が、三塁あせって暴投。。。勝ち越しされ。。。ああ、これで終わった。。。また、このあと江草と橋本で大量に取られて負けか。。。そう思って、あきらめました。。。いつもの負けパターン。。。JFKまで使ったのに。。。案の定、二人で3点取られて、1-4、、、今日もか。。。。完全にあきらめた。。。その時、私達の守護神!!!!神様豊田が好投の林に代わってマウンドにあがりましたもしかしたら。。。そう思いましたが、矢野がストライクゾーンから、ワンバウンドになるフォークに手を出して空振り。。。ファンブルするも、三振。。。今日は奇跡はないのか。。。せめて一矢。。。やりました!!藤本がライト前!!!!!さらに、林がライト前!!!!連打で1,2塁!!!昨日、今日ヒットがない鳥谷2-2から、左中間へ2点タイムリーツーベース!!やりました!!豊田様から2点いただいて、1点差です!!これは、もしかしたら、、、厳しい表情の赤星気合が入っています!!ここで、フォーク空振りも安部に代わった加藤がワンバンドをそらして、鳥谷は三塁へ!!もう一球後ろに逸らせば同点。。。決め球を何度もファンブルしている加藤。。。このプレッシャーで、豊田も加藤もフォークを投げにくくなります。。。フォークが甘く来い。。。と願っていた赤星。。。追い込まれて2-1。。。。。。。セカンド横を痛烈に抜けていきます!!でました同点タイムリー!!!!これで阪神の負けはなくなりました!!!!!!!加藤の肩もあるので、赤星の盗塁が怖いところ。。。さらに直球が多くなります外角のボールは見やすいようで、スライド系の球は見送られていますストレートも速度はあまり出ていません。。。2-3から赤星好スタート!!しかし、シーツはライトフライ、、、ここで2アウト。。。兄貴。。。。お願い。。。センターへ低い打球が抜けていきました!!!これで、1,2塁!!!!頼むぞ今岡!!!!ここで虚塵のとった作戦は、なんと1,2塁から敬遠!!!!次は投手、控えの野手は、捕手の清水と狩野しかいない。。。押出しでも、パスボールでもサヨナラの場面で、原監督、賭けにでました!!代打は、今期初打席の狩野昨年は二軍の首位打者しかし、一球目は空振り。。。がちがちに見えます。。。岡田監督は、ストレートを思いっきり行って来いという言葉どおり赤星が三塁にいるので、なかなか腕をふれません。。。ストレート狙いの場面で、次の球はフォーク。。。これにうまく反応しました!!!!!!!!!!!!!!!ボールはレフト線へ!!!!今シーズン初打席、プロ発安打がサヨナラヒットです!!!!!!なんと劇的!!!!すごいドラマが待っていました!!!!神様、仏様、狩野様!!そして豊田さま。。。。打球はスタンドへ入っていて、それを関本がお客さんに頼んで返してもらいますヒーローインタビューはサヨナラ打の狩野と同点打の赤星今岡が敬遠されたので、絶対打ってやる!!と思った同点タイムリーがあって、負けはないと楽に打てた前の打者がつないでくれて、鳥谷が返してくれて、1死3塁と最高の場面でまわしてくれたのでとにかくくらいついていこうといった結果がヒットになって本当に良かったです。打ったのはフォークボールなんですけど、とにかく甘く来いとしか思っていなかったです狩野とは同期入団なので、すごく特別な思いがありまして狩野が打席に立ったときに、頼むから打ってくれと、すごく気持ちを込めてたので打ってくれたときには、涙がでてきそうでしたナイスバッティング!!最高!!本当に鳥肌が立ちました!!!!!!江草、橋本も救いました!!全ての阪神ファンも救いました!!感動をありがとう狩野!!!そして豊田さま。。。阪神・狩野、涙の引退会見「17年できたのは僕の誇りです」引退会見に臨む阪神・狩野恵輔 阪神・狩野恵輔外野手(34)が18日、西宮市内の球団事務所で引退会見を行った。タテジマ一筋17年。「支えられて17年できたのは僕の誇りです。17年間ありがとうございました」と大粒の涙を流した。 選手会長を務めた今季は代打で5打数無安打。「力が落ちてきたなと感じた。そろそろ引き際だと思った」。7月末から引退を考え始め、9月7日夜に金本監督に報告した。今季ウエスタンでは60試合で打率・265、5本塁打、17打点。1軍通算成績は402試合、打率・255、18本塁打、91打点。今季務めた選手会長の後任は未定。甲子園で行われる2軍戦(27、28日、広島戦)で引退セレモニーが開催される予定。今後は未定。【引退会見一問一答】阪神・狩野「阪神でこれだけ愛された人間はいないと思います」 阪神・狩野恵輔外野手(34)が18日、西宮市内で引退会見を行った。狩野は群馬県出身。前橋工高から2000年にドラフト3位で入団。07年4月20日の巨人戦(甲子園)でプロ初安打となるサヨナラ打を放ち、翌日の同戦には初本塁打を放った。09年には捕手として127試合に出場しブレーク。しかし、今季は若手の台頭もあり、出場5試合にとどまっていた。一問一答は以下の通り。 (代表質問) 「本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。私、狩野恵輔は今シーズンをもって、引退を決意したことを報告いたします」 --今の心境 「そうですね。今はスッキリしています」 --決意するまでは葛藤があった 「やっぱり決める前までは、いろいろ葛藤はありましたけど、決めてからは思い切って野球ができていると思います」 --引退を決めた一番の要因は 「やっぱり自分の実力というか、そういうのがだいぶ落ちてきたなっていうのが。そのときにそろそろ引き際かなと」 --いつごろに決めた 「引退というか、今年のシーズンに入る前に覚悟を決めて、なるべく1軍の戦力としてできるようにと思ってやってきましたけど、開幕してすぐファームに落ちて、なかなか上がらなかったので、その辺でも自分の中で駄目なのかなと」 --自分で決めたのか、誰かに相談したのか 「決意は自分の中だけですね」 --いつごろ、その決意が大きくなったのか 「7月の終わりですね、最後ですね。そのときには引退しようかな、という気持ちになりました」 --その後も1軍出場があったが 「少し(気持ちが)固まりつつありましたけど、そこでできればまだできるかな、という気持ちもありましたけど、結果、3打席立って凡退してヒットを打てなかったので。最後、三振したときにもう無理かなと」 --最初に伝えたのは 「最初は、嫁ですね」 --どんな風に伝えたか 「僕は何回もクビになりかけたので、その中の一つというか、今まで通りというか。僕の中ではもう、今年の引退という言葉に限って言えば、本当の、『引退しようかな』じゃなくて、『引退する』という気持ちで言いました」 --奥様からはどんな言葉を 「本当に、お疲れさまでしたと」 --どんな表情で 「どうですかね。でも奥さんよりも子供の方が泣いていましたし、そのときみて、ウルっときましたね」 --父として、どのように伝えたのか 「しっかり、あるがままじゃないですけど、実力がないからやめるとは言いました」 --その反応は 「嫌だとは言ってましたけど、それは仕方ないと。それは自分で決めたことですし、やめるからと説得して」 --嫌だと思うファンの方もいると思う 「でも、自分でできないと思った瞬間がきてしまったので、その部分に関して言うと、応援してもらったファンには申し訳ないですけど、自分の意思を尊重しました」 --金本監督には 「僕がファームに落ちた後(9月4日)広島との3連戦があったんですけど、3連戦が終わった夜に電話しました」 --どんな言葉を 「お疲れさま、と。いずれ時間があったら飯でもいこうと」 --17年間の思い出は 「思い出はいろいろありますけど、普段のみんなとの会話だったり、会話が一番印象に残ってるというか、楽しかったです」 --プロ初安打、サヨナラ安打を思い浮かべるファンも多い 「あのシーンは本当に、まだ僕の実家に飾ってありますし、印象に残る一打でしたけど。他にもいろいろ思い出深い一打だったり、キャッチャーとしても思い出深いシーンもあるので、これっていうのは難しいですけど、サヨナラは自分の中でも大事な思い出ですね」 --翌日は初ホームラン 「手応えもありますし、あのときはできすぎやったなと今でも思いますね」 --波瀾万丈な野球人生 「なかなか普通の野球選手じゃ経験できないようなことをいっぱいしてきたので。それは自分の財産で。これからも胸に刻んでいきたいです」 --けがや育成経験もあった 「辛い時期も長かったですけど、それを超える楽しいこともいっぱいあったので。僕は本当に幸せな17年間でした」 --一番の支え 「やっぱり仲間とか家族とか。僕も周りの支えてくれる人に支えられたと思います」 --育成からもはい上がった 「野球が好きで、野球しかできなかったので、それができたというか。復活と言われますけど、僕は大好きな野球をやってきただけです」 --野球が嫌になることもあったか 「もちろんけがしてるときは嫌というか、しんどかったけど、好きな野球なので我慢できました」 --狩野選手にとって甲子園球場とは 「世界一です。それ以外の言葉はないです」 --いろんなファンからの声援があった 「それで僕はすごい助けられました。チームメートもそうですけど。いろんな先輩もいますけど、阪神でこれだけ愛された人間はいないと思います」 --人望は厚かった 「(涙があふれる)僕が支えられました。支えられて、17年できたのは僕の誇りです」 --どんな言葉が頭に浮かんでいる 「みんなで喜んでいたのが一番です」 --昨年は代打の神様として 「打席に立つのがすごい楽しかったです」 --後押しされた 「後押ししかない。ヤジも、僕に対する応援だと思っていたので。全部が後押しでした」 --関西という地への思い 「関西の方みんなあたたかくて、支えられたというか、関西が好きになりました」 --今後は 「まだ決意したばかりなので、まだ何も考えていないので。これから家族と一緒に話し合いたいと思います」 --家族への言葉は 「本当に、ありがとうの一言です」 --子供へも 「今度は子供たちの夢をサポートしたい」 --ファンへ一言 「17年間ありがとうございました。そんなに成績を残した選手ではなかったですが、最後の最後まで応援いただいて、ありがとうございました」 (囲み取材) --最後の涙はうれし涙か悔し涙か 「うれし涙ですね。どっちかといえば。安藤さんより耐えれたんでよかったです。安藤さんの会見もみてましたし。安藤さんも泣かないって言ってたんですけど、僕も泣かないって頑張ってたんですけど無理でした」 --背番号への思い入れ 「99番になってから1軍に出るようになったんで、思い入れは強いですし、自分の中では誇りというか、そういう番号ですね」 --選手会長の後任 「それはこれからですけど、それも、いろいろ徐々に選手とみんなで決めたいと思います」 --引退を決意した後の1軍昇格は、どんな気持ちで 「どんな思いというか、最後に1軍でやりたいという気持ちがあったので。そのために気持ちを絶やさずやってきたつもりだったので。うれしかったですね」 --他の選手には 「もう全部回りました」 --若い選手に伝えたいことは 「優勝メンバーでもないですし、諦めずに頑張れよっていうのが僕から言う言葉では適当かな、と思います」