Cooking + 食材
COOKING + 食材
街市について 街市は日本でいう公設市場のことです。だいたいどのエリアにも一つはあります。大抵市制ビルの中に入っていて、上に図書館があったり、ホールがあったりします。私のいつも行く街市はサウスホライズンの街市です。ここはエアコン設備も整っているため臭いも気にならず快適に買い物ができます。しかし大規模な街市にあるような衣食住すべての物が揃うような便利さはありません。
街市で買い物をするには最低限の広東語が必要です。 数字 例えば数字ですが、英語が通じる店もありますが、広東語しかできないおじさん、おばさんはざらに登場します。 1(ヤッ)2(イー)3(サム)4(セイ)5(ンゥー口を閉じて鼻からぬく) 6(ロッ)7(ツァッ)8(パー)9(ガウ)10(サップ) 11(サプヤッ)12(サプイーッ)… となりますが、20は(イーサプ)と言いますが、21は(ヤーヤッ)22は(ヤーイー)となります。そしてドルは蚊(マン)を使って表します。例えば20ドルはイーサップマーンと言います。9.5ドルのときは点のかわりに「ご」を使います。ガウゴロッと言うのです。これは何度も出かけて慣れるしかないでしょう。 これを一つ下さい。 私はとても簡単に言います。これ(リーコー)1個(ヤッコー)で通じてしまいます。リーコーのかわりにニーティーと言うこともあります。日本語と同じで1個、1本、1袋、1把、などと後ろにつく言葉も変わるので長いものだと1ティウと言ったりします。鉛筆などは1枝(ヤッツィー)と言います。でも気にしないでも大丈夫です。 重さについて 匁(カン)、両(リョン)、ポンド(ポーン)これが主な単位です。 野菜などはカーン、ポーンが使われます。1カンはヤッカーン、1ポンドはヤッポーン、半分でいいときはブンカーン、ブンポーンと言い、1.5のときはコーブンと言います。例えばだいたいの値段が書いてある場合は「この野菜を十ドル分下さい」という言い方で注文もできます。これらは慣れで何度も通ううちにだいたい必要な分量がわかってくるでしょう。もちろん袋をいただいて、そこに好きなだけいれてあとでいくらかを教えてもらうやり方も可能です。そしてもうそれで十分です。ということを伝えるために「ムコーイガウラー」と言いましょう。 いくらですか? How much?はケイトーチンアー(ケイチンアー)と言います。 街市のお店について 街市にあるお店を簡単に分類すると、八百屋、果物屋、乾物屋、豆類屋、冷凍肉屋、魚屋(海水魚、淡水魚でわかれています)、豚肉屋、牛肉屋、チキン屋、焼味屋(チャーシュー、焼肉、グリルドチキン)だいたいこの10軒ぐらいが主なお店で、あとは衣類関係、金物屋があったりするのが一般的です。
思いつくままに書いてみましたが、これから街市に行くたびにわからないものの名前を聞いてきて、この表をうめていきたいと思います。
街市は安くて新鮮でいつでも利用したいのですが、これはちょっとなあと思うこともあります。例えば私が買っているお肉なんですが、なぜかプラスティック臭いのです。しょうがやにんにくで消えるので料理によっては気になりません。しかし臭いが残る料理もあるのでやはり、これからは牛肉、豚肉に関してはパークンショップかなあと考えています。臭いはうちの街市だけの問題かもしれません。みなさんのご近所の街市が大丈夫であればそれでいいと思います。
ローカルスーパーマーケットについて 香港にある大きなスーパーは百佳(PARK'N SHOP)と恵康(WELCOME)の2件だと思います。だいたいこれらの店は香港中どこにでもあります。 うちの近所にあるのはPARK'N SHOP SUPERSTOREと言う店で、ここへ行けばだいたいの物が手に入るようになりました。中には日本の食材もかなりならんでいます。今のところ日本食材を豊富に揃えているのは、みなさんご存知のように、三越デパートの地下にあるパークンです。 うちの近所のパークンはサウスホライズンという土地柄、ヨーロッパ、アメリカ系の食材がかなり揃っています。それらを利用していろんな料理に挑戦することもできます。それ以外に中華の調味料もいっぱいあるので、それもまたおかず作りのヒントになるのです。
|