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カテゴリ:香港生活
水曜日に中国に行っている最中、だんなの携帯に懐かしい人から電話が入った。
だんなが駐在でこちらに来たときに一緒に仕事をしていた香港人女性からだった。 彼女はうちのだんなが駐在していた会社で今も働いている。 当時、台湾オフィスからも駐在員が来ていて、私達夫婦はその台湾人、そしてその彼女ともなんとなく友人関係みたいなものを持っていた。 だんながその会社を離れた後で、その二人は結婚して今もその会社と関係を持っており夫婦交代で出張に来ているらしい。 今回は子供も夏休みに入ったため夫婦二人で仕事に来ていて、久しぶりに当時一緒に働いていたメンバーで飲茶をすることになり、私達も一緒にどうか?という誘いの電話だったのだ。 彼らが結婚したときにジョーダンの酒楼で食事会が行われた時依頼の再会でどれぐらいみんな変わっているのかと思って集合場所に行くと、香港人のスタッフが私達をすぐに見つけてくれた。彼女達ぜんぜん変わっておらずちょっとびっくり。4人で飲茶をするレストランに向かうためネーザン道をモンコックに向かって歩き始めた。 その香港人スタッフの一人は私が香港に来てすぐに結婚した。初めて招待された香港の結婚式。ちょうどその式場となったレストランが右手に見えてきたので、「ここで結婚式したよね。あれからもうすぐ10年だね。」と広東語で話し掛けた。彼女は英語がまったくできないのだ。 それを聞いてびっくりしていた彼女は既に2児の母だ。 レストランに着くとまたまた懐かしいスタッフが席で待っていてくれた。ここでおもしろい事実が発覚!うちのだんな、英語の名前なんて香港に来て初めて接したため聞こえた通りにしか覚えられない。先に待っていたスタッフをみんなはレベッカと呼んでいる。「おかしいな、うちのだんなはこの人のことベッカーさんって呼んでたよな。」と思い出して、もう一度お名前を聞いてみた。やっぱりだ。彼女の名前はレベッカさん、だんなにはたぶんRの音が聞こえずベッカーさんだと信じていたらしい。10年たって初めてその間違いが明らかになった。 懐かしい顔ぶれがそろい懐かしい話に花をさかしていると、そこに台湾人夫婦がかわいい男の子を二人連れてやってきた。「うわぁ~久しぶり~ 元気だった?」本当に本当に懐かしい。台湾に戻って赤ちゃんを産んだという話を聞いていたけど、その子ももう7歳半 小学生だ。 当時、この会社では日本の本社、台湾の支店に単身赴任していたおじさんのたくらみなどあって、本当にごちゃごちゃしていた。それが理由でうちのだんなは駐在生活にピリオドを打った。 でも彼らはそのゴチャゴチャの意味をほとんど知らずにそのままそこに残って仕事を続けてきた。まあ上の人はいろいろあったけれど、当時は本当にうちのだんなは香港人スタッフとも台湾人スタッフとも良い関係で仕事をしていたことが、今日の飲茶でよくわかった。「だから今日私達夫婦はあなたたちを飲茶に招待したんだよ。」と台湾人の奥さんのほうがだんなに話していた。1時半から4時ぐらいまで止まる事なくいろいろお話を楽しんで、「9年間一度も会うこともなく連絡もとりあわなかったけれど、これからは機会があればこうして食事の会をもうけましょう。次回はKellyも是非連れてきてね。」ということでこの会はお開きとなった。 長い年月の後、突然の食事への誘い、みんなとの再会、香港生活10年目はちょっとおもしろくなる予感がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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