Cafe Bleu @ Hong Kong

2004/12/05(日)21:30

School of Rock

見たかったこの映画 今ごろになってやっと見ました。 ロック(それも昔のロック)きちがいのデューイーは自分のバンドなのに仲間と主旨の違いで追い出されてしまう。収入の無い彼はルームメイトとその彼女からも冷たくされ部屋までも追い出されそう。そんな時、そのルームメイトであり元バンド仲間でもあるネッドのところに臨時教師の仕事が入ってきて、そのオファーの電話を受け取ったデューイーはネッドのふりをしてその仕事を受けてしまう。 勤め先は名門Prep校、さっそく教室にとおされたデューイーは教える気持ちはまったくなく、学校が終わるまでずっとRecess(休み時間)をやっていろと無茶なことをいう。 翌日、たまたま音楽の時間を見てしまい、クラスに有能なギタリストとピアニストがいることを発見。あわてて車にギター、キーボード、ドラムセットをとりにいき彼らにそれらの楽器を演奏させて、自分の夢だったバンドコンテストに出ることを決めてしまう。そしてそれをプロジェクトだと子供たちに伝える。そしてプロジェクトの名前を"Rock Band"と名づけてバンドコンテストの日をめざして練習をはじめる… 最初にギターをひいていたZackという少年にエレキを与えて簡単なフレーズをひかせるのだけれど、一番最初にひかせるのはブラックサバス、2曲目はディープパープルと、古い曲ばかり登場するところが笑える。 こんな先生がいたら大変だろうと思うけれど生徒達も毎日音楽と練習にあけくれる日々を楽しむ。 最後は無事 コンテストで演奏することができて思いっきりハッピーエンド。 結構 デューイー中心に作られすぎなんじゃないかとも思うんだけれど、その中にはギタリストのZack少年の心と現実の葛藤などもからんでいてそれを歌にすることで生徒の気持ちは主張されているのかな? 太っているから歌えないという女子生徒をはげますアドバイスも軒並みなんだけれど結構好きなシーンだな。 彼が本物じゃないってことがばれて親たちがショックを受けるわりに、彼らのステージを見て丸くおさまっていくところはちょっと薄っぺらい気もしないわけではない。 そう終わるならそれなりに、それ以前に子供が持っている家庭での問題をもっと取り入れることで、作品は厚みを増すことができたんじゃないかな?そのあたりは残念だけれどミュージカルと思ってみるならこれぐらいかな? 結構好きだと思えたシーンは彼のルームメイトであり元バンド仲間でもあるNedが、彼が最終的にコンテストで演奏することを知って、それまでガールフレンドに遠慮してデューイに冷たかったのに、急に音楽を聴きに行くよと彼女をふりきって出て行ったところかな?あの俳優 見たことないけれど、この役にぴったりの俳優だったよ。 子供と一緒に見るにはぴったりの映画だと思う。 でもうちの娘はデューイ役の俳優、Jack Blackがあまり好きではないようでそれほど気に入ったということはなかった。 彼が授業の一つとしてロックの歴史、ロックの理論なんかをやるんだけれど、それを映像にしてたらもっとおもしろかったんじゃないかな?私はそれが見たかったよ。 まあおもしろいけど、期待しすぎてたから80点ぐらいかな?

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