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カテゴリ:旅行
この日、ツアーの予定はパタヤから船に乗ってどこかの島へ行き、そこでマリンスポーツを楽しむというものでした。
私たちは当然そのツアーに参加すべく、前日にビーチサンダルや海用の服、水着などをナイトバザールで買ったのだけれど、朝起きてみると、だんなが風邪をひいていたし、娘の生理が始まったりで、結局ツアー参加をまたまたキャンセルすることにしました。 予定がなくなったので、朝からホテルのプールで泳ぐことにしました。でもスタッフの子供Jimmy(7歳)が泳ぎたくないと言うので私と娘のみでプールへ行きました。私たち二人は泳ぐのが大好きなので、水温がものすごく冷たいのにもかかわらずザブザブ泳ぎました。ここって日中はものすごく日差しが強くて暑いのに、朝晩は20度前後ぐらいまで気温が下がるのです。その日は朝から雲が多く、風も強かったのでかなり寒かったです。 でも一旦日が差すと一気に気温が上がって、短時間で日焼けしてしまったぐらいです。恐るべし南国の太陽よ! 泳いでいると日本人の親子がやってきました。彼女たちはクリスマスからずっとタイにいるといってたけれど、日本からタイまでの飛行機代が一人12万円と聞いてびっくりしてしまった。 スタッフ家族もプールにやってきたので結構遊んで12時過ぎに部屋へ帰りました。 だんなも薬をのんで午前中しっかり休んだので少し回復していました。それからランチに出かけたのですが、ネットでチェックして韓国料理に行こうと決めていただんなと、地図で色々調べてバーガーキングに行くつもりになっていた娘がもめてなにやら険悪な雰囲気になってきました。 だんなが機嫌悪くなるとみんなに悪いので、娘をなだめて韓国料理に行くことにしました。ドライバーにKoreanRestaurantに行きたいことを伝えるのに手間取りましたが無事韓国料理屋に到着、でもメニューがあまりなくって、牛肉の焼肉がぜんぜんなく、結局豚バラのみがBBQで、そればっかり5皿ほど食べました。おいしかったけどね。それ以外の料理もまあまあで、みんなたらふく食べて呑んで、これまた安くて驚きました。 ホテルに戻るとツアーバスが既に戻っていました。3時半からは午後のツアーにお出かけです。後で聞いたんだけれど、島で遊ぶ時間は少ししかなくってほとんどの人が泳がなかったそうだ。そしてランチはまたまたまずい中華だったらしい。キャンセルして正解だったな。 午後はひなびた中華料理屋へ連れて行かれて、今度は自費でおやつを食べろというのだ。どういうこと?私たちは食べたばかりだったので冷えた椰青(椰子の実ジュース)を頼んだ。すんごく冷えていて今まで飲んだ椰子のジュースの中で一番おいしかった。中の椰子の果肉もスプーンで削ってしっかりいただきました。 別のテーブルではスープやヌードルも頼んでいたから、よっぽどお昼がひどかったらしい。 おやつの後はモンキートレーニングセンターでおサルのショーを見ました。めちゃくちゃさびれたところで退屈でしたが皆おサルと一緒に写真をとって楽しんでいました。楽しめるってことは幸せやと思います。 その後、私が一番楽しみにしていた象のいる公園。これもElephant Kingdomというメジャーなところがあるのにも関わらず、猿と同じ系列のさびれたところでした。象の背中に乗って公園を歩くというアトラクションがあったので、一人でも乗るつもりでしたが、Jimmyが一緒に乗るというので二人で乗りました。 小さい象にしてねと親に言われてたんだけれど、私たちのはかなり大きかった!象の背中って結構揺れるので、Jimmyを落としては大変なのでしっかり抱きかかえながら乗っていました。私たちは連絡用にトランシーバーを使っていたのですが、この時もトランシーバーを持たされていて、緊張して乗っているJimmyにスタッフから頻繁に連絡が入ります。でも彼はスイッチをおして話す余裕はまったく無し!仕方ないので私がボタンを押して話すように言うのだけれど、言葉も出ないぐらい緊張していました。 象のコースはアフリカの草原ようなところでなかなか臨場感があります。途中人間が住む村を再現したような場所もあって楽しいのですが、あちこち象の糞の山がいっぱいあって、その山を見るたびに「好多シー(うんちがいっぱい)」とJimmyが叫ぶのでおもしろかったです。 象使いのお兄さんは気さくな人でいろいろと話し掛けてくれますし、象の頭に座らせてあげようかとも言ってくれたのですが、Jimmyは「もうあ~」 そしてしばらくすると私たちが乗り込んだ場所が見えてきました。カメラマンの父親とうちの娘が象の山で作った台の上に乗ってカメラを構えていました。最後に象と一緒に記念撮影もしてもらって大満足。 象が終わった後はShootingに行きました。よくある人型の的をねらって撃つのですが、結果はそれほど悪くなく満足満足、カメラマンは本業警察官なので、彼が撃ったものは胸についた的のど真ん中を射抜いていました。あっぱれあっぱれ、でもさ、練習で撃てるのにここまで来てお金払ってやることないのにとも思いました。 タイの夕方はあっという間に暗くなるのですが、この日も象公園が終わったころ日が暮れ始めました。ディナータイムです。予定ではトムヤムクンのはず。だんなはそのときはまだ風邪のためぐったりしており、猿も象もバスの中で寝ていました。今日のレストランはどこだろ?昨日タクシーに連れて行かれた郊外のレストランかな?と言っていると、ツアーのメンバーが急に騒ぎ始めました。なんとレストランはおやつを食べた、町の小さな中華料理屋だったんです。ディナーを食べるようなところじゃないので一気に食欲が落ちていきました。でも仕方が無いので一旦はバスを降り、レストランに向かったのですが、レストランに入ってすぐにだんなが添乗員のところにかけより、「ああ、もう風邪で熱が出てきてこれ以上我慢できません。悪いけどホテルに帰って寝たいので今夜の食事もパスさせて~」と言い出しました。こりゃディナーをキャンセルするための芝居やなあと思って見てたら、我らのカメラマンがだんなにかけより、「Jima(だんなの呼び名)大丈夫か?ホテルに帰ってすぐに寝たほうがいいよ。」とまじ心配している様子。 なので私たち7人はみなにごめんねと言いながらそのレストランを後にしました。 一旦ホテルに帰ったほうがいいのではということで、娘がタクシーを止めて交渉していると、「おまえらなんであそこにハードロックホテルがあるのにハードロックカフェにいかへんねん!」とだんなが騒ぎ始めました。やっぱり芝居だったようす。「ええ?一旦ホテルに帰るのと違うの?」とまたまた娘がだんなにかみつきました。なんやかやで、結局私たちはハードロックホテルの光の方に向かって歩きはじめました。 でもこの日は大晦日、カフェは予約がいっぱいでカウンター席しかあいていません。店のおねえさん(男だったけど)にどこかこのあたりに同じようなお店ないかな?と聞くと、すぐ隣にもあるよということなのでそっちに行ってみると、なかなかいい感じのアメリカンレストラン、そして屋外の席が確保できて最後のディナーをまたまたシンガービールを思いっきり飲みながら、おいしい洋食をいただきました。めちゃくちゃ量が多いセットメニューだったけれど、全部でHK$500.-ほどでした。やっぱり安いよね! その後、だんなを休ませる為にホテルに戻って、それ以外のメンバーでBigCというディスカウントスーパーが入っているMallへ行きました。すごいでっかい店で天井まで商品が積み上げられているのです。こんな町でもこれだけの店があってお客も結構入っているのが不思議でした。どこに人が住んでいるのかな? 買い物をしていると同じツアーの人たちに会いました。彼らも食後こちらにながれてきたみたいで、帰りは一緒に帰ることになりました。トランシーバーで私たちの仲間に連絡をして待ち合わせ場所と時間を伝えました。便利便利! 待ち合わせの場所に行くと、結局ツアーの半分以上の人がこちらに遊びに来ていて、残りのメンバーが揃うまで彼らと世間話をしていました。こういう体験があると広東語を使わないといけないので本当に勉強になりました。 その後みんなで2台のタクシーにわかれてわいわいガヤガヤとホテルに戻ってきました。なかなか楽しかったぞ! ホテルに戻ってすぐに、私と娘はホテルの近くにあるネットカフェに直行!30分20バーツとめちゃくちゃ安い!幸い日本語も読むことができたのでメールをチェックしたりと久しぶりのネットを満喫!数人の友達から心配のメールが届いており、安否だけでも知らせるようにとのことだったので、さっそく「元気ですよ」と返事をしておいた。心配かけてごめんね。 いやあ便利な世の中ですよね。こうして異国の地の小さな町で日本語フォントが読めるなんて!書き込みは日本語ではできなかったのでローマ字と英語でみなさんに新年の挨拶。その頃日本は新年を迎えたはずだったし… そしてホテルに戻り、ホテルの窓から新年の花火大会を楽しんで、急いでパックをして眠りにつきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.05 13:30:30
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