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テーマ:最近観た映画。(40073)
カテゴリ:映画
この映画はかなり前から見たいみたいと思っていたけれどなかなかチャンスがなく見ることができなかった。 父が一泊二日の麻雀会に出かけててものすごくのんびりできるという素敵な日にちょうどWowowでオンエアされていたなんて、すごくラッキーではあ~りませんか! さてこの映画、ものすごく重い映画でした。最初に子どもの頃の映像がながれて、その時起きたことを現在にまで引きずって語られるという映画は結構あると思う。 この映画もそういう感じ ジミー、デイブ、ショーンは通りで野球やホッケーを楽しむどこにでもいる小学生 ある日3人が乾いていないコンクリートに自分たちの名前を刻んでいると、警察のふりをした男があらわれデイブが誘拐される。 結局デイブはそこから逃げ出してきたのだが、男に暴行を受け心に深い傷を負う。 それから現代に時間は飛び、ジミー(ショーン・ペン)は見るからにやくざなおっさん、ショーン(ケビン・ベイコン)は警察官、そしてデイブ(ティム・ロビンス)は暗く貧乏なさえない男になっている。 ある日、ジミーの長女が公園で惨殺されたことでこの3人が再び顔を合わすことになる。 ちょうどジミーの長女が殺された夜、偶然にもデイブは夜遅くに血まみれになって帰宅したこともあり、デイブが犯人なのか?とまわりのものが考え始める。ちょっとした言葉でこの人が犯人で無いことはわかるのだが、そのままだ~っと疑われる方向に流れてしまう。 最後はどうしようもない終わり方だ。 でもこうなるより他ないんだろうなって納得させてしまうところも怖い。 重い内容だし、こんな終わり方、またはそれがどうしようもないと奥さんがなだめてしまうところなどはずしんと来る。 おもしろかったけれど、考えさせられる内容だった。 ストーリーはともかく、この3人がとてもうまい。 特にショーン・ペンってこんなどうしようもない役をやらせると最高にうまいし、かっこええなあとほれぼれと見てしまう。 決してハンサムではないけれど、なんでこんなに存在感があるんやろうね。 ティム・ロビンスもこういう役ははまり役で、これまたうまい。 そしてケビン・ベイコンも不動って感じで、どんどん良くなってきている。 トム・クルーズのようにきれいな俳優っていうのはなかなか悪役をやってもぱっとしないけれど、ショーンやケビンみたいだとどんな役でもこなせていいよね。まあ演技力なんかでもショーンの方が勝ってるもんね。 そうそう飛行機の中で「インタープリター」を見たんだけど、この映画でもショーンはなかなか良かったよ。 でもニコールのほうがきれいでかっこよすぎて、あの役がちょっとしっくり言っていないのではと思ってしまった。 それに私はあまりああいうタイプの映画が好きではないんだよね。 明日から日本でも"Bewitched"が公開されるので見に行こうかな。 ちょっと話がずれてしまったけれど、Mystic Riverおもしろかったです。 実はその後でまたまたSea Biscuitを見て泣いてしまったよ。 今日は朝から映画三昧という夢を果たせて幸せでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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