宮じいさんの花紀行

イタリア旅行(15)

イタリア旅行(15) -2002.11.21- <五日目>

コロッセオを後にして、次はトレヴィの泉へと向かう。
北上する感じだが、歩いてもいける位の距離である。
途中の車窓からの眺めも素晴らしい。 古い遺跡の
連続といっても過言ではない。

バスを降りて、細い路地を歩いていく。 暫くすると、
突然開けた場所にでる。 彫刻と一体になった、巨
大なポーリ宮殿の白壁が現れる。 「トレヴィ」の原
語が示している通り、3つの辻が出会っている。

トレヴィの泉

 ここは、ローマで最も有名な場所の一つであろう。
 数あるローマの噴水の中で最も大きく、バロック
 様式の舞台的効果にあふれている。

 ポーリ宮殿の壁を巧みに利用して造られたこの噴
 水の設計者は、1730年に法王クレメンス12世
 が募集したコンクールで決められた。 入選者と
 なったのは、若く無名のニコラ・サルヴィであった。
 彫刻はプラッチが担当し、完成したのは1762年
 である。 

 壁面中央の勝利のアーチを背にして立つのが、
 海の神・ネプチューンで、彼が乗る貝殻の馬車
 を引くのは天馬ペガサス、手綱を操るのは2体
 のトリトンという構成である。 ギリシャ・ローマ
 神話の一場面が劇的に表現されている。

 素朴な疑問の一つは、昔これほど豊富な水を
 どうやって引いてきたのか? なんと、紀元前
 2世紀から紀元後2世紀にかけて、テヴェレ川
 を水源として、整備された古代ローマの水道を
 利用したという。 19世紀末に水道は改築され
 たが、今見る噴水も古代ローマの恩恵に浴して
 いるというのだから驚きである。

 おなじみの、「後ろ向きにコインを投げれば、
 再びローマに戻ってこられる」というロマンティ
 ックな伝説は比較的新しい習慣とか。 昔は
 泉の水を飲むということで願をかけていたとい
 う。

世界中から来る観光客が、必ず立ち寄る場所と
あってか、兎に角人、人、人の波である。 日没
も近く、薄暗くなっていたが、生憎ぱらぱらと小雨
が降り始める。 慌てて、折り畳み傘を広げる。
大部分の人達は、傘もささず平気で濡れている。
身体のことより、カメラが心配で撮影は中止する。
残念だがやむを得ない。

30分後、小さな教会の前の石段の上に集合す
る。 2名がアイスクリームの行列で手間取り、
雨の中を走ってくる。 これにて、今日の予定は
終了。 バスでホテルに向かう。

コロッセオを後にして
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  • DSCF0456.JPG


車窓より(トレヴィの泉に向かう)
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※追加画像は下記をクリックして下さい。

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