宮じいさんの花紀行

イタリア旅行(17)

※イタリア旅行(17) -2002.11.22- <六日目>

流石カトリックの総本山である。 サン・ピエトロ大
聖堂は、内外観共に素晴らしいし、荘厳である。

中に入って、奥に向かって右側に聖ピエトロ像が
ある。 ブロンズ製で、作者は13世紀にローマで
活躍した彫刻家アルノルフォ・ディ・カンビオとされ
ている。 この聖ピエトロ像は信者からの崇敬を
集め、足にさわってお祈りする人が後を絶たず、
甲の部分がすっかり擦り減ってしまっている。

大ドームの真下に位置する内陣には、教皇の祭
壇を飾るブロンズの天蓋が立っている。 ベルニ
ーニが1624年から10年を費やして制作した、
バロック彫刻の傑作で、らせん模様の刻まれた
4本の柱が印象的で、この荘厳な聖堂内で、ひ
ときわ目を引く建造物である。 聖ピエトロの豪
華な墓室で、97個のオイル・ランプで照らされ
ている。

聖堂を飾っているのは、イタリア芸術の巨匠た
ちの傑作ばかりで、見て回るのに最低3時間は
必要だろう。 ミケランジェロが設計した大ドー
ム(クーポラ)に登れば半日がかりとなる。我々
は時間が無くて、残念ながら登れなかった。
地上120mにあるバルコニーから、ローマが
一望できて素晴らしいとのことである。

出口に「天国の鍵」が描かれていた。 聖書に
よれば、ピエトロというのは「岩」という意味で、
イエス様が彼に「お前の信仰は岩のように固
い」といってそう名付けられた。 そのピエトロ
にイエス様が「天国の鍵」を授け、それをもって
ピエトロが初代教皇と見なされるようになった。
従って、「鍵」のモチーフは教皇庁の印でもあ
る。

荘厳さに圧倒されて、いささか疲れを覚えた。
外に出て、広場で深呼吸して、ほっとする。

礼拝堂・サン・ピエトロ大聖堂
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壁画
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