ロシア旅行(20)※ロシア旅行(20)-2004.9.28-ウラジミール-スズタリ間に、広々とした田園風景が 広がる。 収穫はすでに終わり、来月には雪が降る ことだろう。 曇り空ということもあり、寒々とした景色 である。 14:30 ウラジミールを出て40分後、バスはスズタ リに到着する。 スズタリはモスクワの北東220km にある古都で、化石のように生き残った50近くもの 修道院や教会があるという。 先ずは、「スパソ・エフフィミエフ修道院」を見学する。 残念ながら内部には入れない。 スパソ・エフフィミエフ修道院 スズタリの町の北端にあり、1352年に町の北の 守備のために造られた。 修道院の回りは、高さ 8m、長さ1kmにわたる城壁で囲まれている。 その内部には、聖堂、時計塔などがある。 修道院は高台にあり、南西方面には、他教会や聖 堂があり、その眺めは素晴らしい。 街頭土産品屋が並んでいて、木工細工品に力を入 れている。 街路樹がナナカマドで、びっしりと付いた赤い実が 旅情をそそる。 ナナカマド バラ科、常緑小高木。 樹皮は灰暗褐色で細長い 皮目がある。 花は白色で花茎6~8cm、果実は 球形で径5mm内外で赤熟する。 この木を竈(かまど)に入れて、7日たっても燃え残 っているということから、ナナカマドの名が付いたと いう。 なお、北米原産の「アロニア・メラノカルパ」がロシアで 改良栽培され、ナナカマドに似た黒い実を付けること から、「果実のナナカマド」と呼ばれ、ジャム、ジュース、 果実酒に利用されている。 スズタリ郊外(車窓より) スパソ・エフフィミエフ修道院入り口・スズタリ 同上、城壁 追加画像は下記をクリックして下さい 修道院・スズタリより他の教会・聖堂を望むへジャンプ |