ロシア旅行(31)ロシア旅行(31)<五日目>-2004.9.30-21:30 ボリショイサーカスが閉幕した後、バスはレ ニングラード駅に向かう。 駅の近くの大きなホテル で、トイレ休憩をとる。 といっても、あまり大ぴっら には出来ないので、三々五々出掛け、適当にバス に戻る形をとる。 綺麗な上、無料なのが有り難い。 因みに、モスクワにモスクワ駅は無い。 主要な国鉄 駅が行き先別に9ヶ所に別れており、大半が地下鉄 環状線で結ばれている。 フランスのパリなどと同様、 出発する列車の行き先が駅の名前になっている。 有名なのは、シベリア鉄道の始発駅・ヤロスラヴリ駅 と、サンクトペテルブルグに向かうレニングラード駅で あろうか。 レニングラードがサンクトペテルブルグと 改名されても、何故かモスクワの駅はレニングラード のままである。 なお、ヤロスラヴリ駅とレニングラード駅は、すぐ傍に あるが、駅舎は別々である。 ということは、ウラジオ ストックからシベリア鉄道で約9,300km走って、モス クワにやってきても、更に国際列車でヘルシンキなど ヨーロッパに向かうには、レニングラード駅に乗り換え る必要があるようだ(自信はないが、そんな感じ)。 23:00 過ぎ、レニングラード駅に入る。 ホームに 行くと、列車は既に停車していた。 列車名は何と、憧 れの「赤い矢号」ではないか。 車体の上の方に大きく、 「КРАСНАЯ СТРЕЛА =クラースナャ・ス トレーラ」と書いてある。 シベリア鉄道のロシア号と共 に、寝台列車として有名である。 我々のグループは9号車である。 ポーターがすぐ傍 まで、スーツケースを運んで呉れていたので、それを 受け取って車内に入る。 列車とホームの間に大きな すき間があったりするので、要注意である。 コンパートメントは一見広いようだが、スーツケースを 2個入れると、足の踏み場もない感じになる。 別に室 内を歩き回るわけではないので、差し支えない。左右 のベッドは思ったより広いので、スーツケースを楽に開 け閉め出来る。 やがて、ガイドさんが夜食を運んで呉れた。 室内には、 すでにミネラルウオーターが2本あったが、更に2本付 いて来た。 箱の表面に、蒸気機関車が印刷してあり、 昔を偲びながらの食事となる。 24:00 ほぼ定刻通り、列車は音もなく発車する。ヨー ロッパは、何処でもそうだが、列車発車のアナウンスは 無い。 唯一困ったのは、デジカメ充電用のコンセント が室内に無いことである。 幸い、通路には200Vのコ ンセントがあったので、セットしておいた。 コードを足で 引っかけられては困るので、「注意」と日本語と英語で大 きく書いておいた。 06:00 セットしておいた、目覚まし時計が鳴る。 到着 まで、まだ2時間もあるが、洗面所が1ヶ所しかないので、 早く起きた次第。 デジカメのコードが気になり、2回くらい 確認したくらいで、ほぼ熟睡出来た。 洗面、着替え、荷 物の整理をするのに結構1時間はかかった。 08:00 定刻を少し遅れ、サンクトペテルブルグ・モスク ワ駅に到着する。 さあ、憧れのペテルブルグに着いた と、いささかエキサイトする。 モスクワ・レニングラード駅 同上内コンコース 同上ホームへ 夜行列車は憧れの「赤い矢号」 9号車内の通路 夜食(懐かしのSLが印刷されている) 追加画像は下記をクリックして下さい 車窓よりへジャンプ ジャンル別一覧
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