ロシア旅行(55)※ロシア旅行(55)<六日目>-2004.10.1-テントの間は、エルミタージュ美術館2Fのの部屋で、 新エルミタージュにある。 ここには、初期から晩年 に至るまでの、レンブラント・コレクションを中心に、 17世紀のオランダ絵画を展示している。 テントの間に続いて、「ルーベンスの間」がある。 ピーター・ポール・ルーベンス(1577~1640) 17世紀、バロック時代のヨーロッパを代表する画 家である。 1600年から1608年まで、イタリア でルネッサンス芸術を研究する。 イタリアでの滞 在で、一気に才能が開花する。 『地の神と水の神の同盟』(1612年) ルーベンスの絵画は、動きの多い劇的な構図、人 物の激しい身振り、華麗な色彩、女神像などに見 られる豊満な裸体表現など、バロックの特色が発 揮されている。 ヴァン・ダイク(1599~1641) ルーベンスの工房にいた助手達の中で、一番優れ ていた。 10代の終わりには、すでに、助手頭であ った。 1632年、ロンドンに移住し、イギリス国王チャール ズ1世の主席宮廷画家となる。 肖像画で国際的人気を得た。 イギリス肖像画に 決定的な影響を与えた。 宗教画や神話画も描い ていて、ルーベンスより優美な絵を描く。 惜しくも、 42歳の若さで亡くなっている。 この部屋には、数多くのオランダ絵画が展示されて いるが、何分グループの人達は、足早にあるいて行 くので、ゆっくり撮影しておられない。 次は、いよいよ、新エルミタージュ3Fの印象派を中 心とした階へと上って行く。 テントの間・エルミタージュ美術館2F 同上、巨大な壺 『地の神と水の神の同盟』(1618年)・ルーベンス 追加画像は下記をクリックして下さい 題名?へジャンプ |