スペイン旅行(10)

※スペイン旅行(10)-2004.4.7-

グラナダに近づく頃、車窓より、「シェラネバダ山脈」
が見えて来た。 3,000m級の山々が連なる山脈を
背にする街がグラナダである。 つまり、30分も車で
走れば、4月でもスキーが出来、1時間走れば、地中
海で海水浴が楽しめるという、素晴らしい立地条件に
ある。

13:00過ぎ、グラナダに到着する。 古都の雰囲気
を漂わせた、素晴らしい街並みである。 また、大学
の街でもある。 特にグラナダ大学・医学部が有名で
ある。 もっとも、イースター休み中とあって、学生の
姿はあまり見かけなかったが。

バスはレストラン近くで停車する。 例により、狭い
入り口から中へ入っていく。 絵画が沢山壁に掛か
っており、美術館内で食事する感じである。

赤ワインを飲みながら、待つこと暫し、パンプキン
スープが出てくる。 誠に美味である。 メインディ
ッシュは、「イカめし」である。 本来は、墨イカめし
の筈が、色は黒くない。 イカは、富山のホタルイカ
より大きいが、思ったより柔らかくて、これまた美味
であった。 パンの皮が恐ろしく硬くて、食べるのに
四苦八苦した以外は、先ずは満足することが出来
た。 デザートは三色アイスクリームだった。

腹ごしらえが出来たところで、有名な「アルハンブラ
宮殿」へと向かう。 バスを下りて、宮殿の入り口ま
で、暫く歩かなければならない。 しかも、宮殿に入
ってから、4km、約2時間も歩くという。 これは、大
変だ。 予め知っておれば、腹八分としておくべきで
あったが、後の祭りで、腹一杯食べてしまった。

宮殿の近くで、「ハナズオウ」が濃いピンクの花を沢
山咲かせている。 日本のサクラの感じであるが、
街路樹にもなっている。

ハナズオウ

 マメ科、原産地は中国で、落葉中高木。 特徴は、
 束生した数~10個の花が幹や枝から直接出てい
 ることである。

 マメ科とあって、花は濃いピンクの蝶花である。白
 花もあるという。 豆果をつけているので、木全体
 を見れば、マメ科という事がすぐ分かる。

 日本には、すでに江戸時代(1695年)に渡来した
 という記録が残っている。

さて、杉並木に沿って、可成り歩く。 やっと、城門
が見え、アルハンブラ入り口に着いた時は、ほっと
する。 「ALHAMBRA」と表札があるが、Hはサイ
レントなので、現地では「アランブラ」である。

シェラネバダ山脈・車窓より(グラナダ近く)

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グラナダ市街地に入る

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グラナダ市街地

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レストランへ昼食・グラナダ

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レストラン内

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追加画像は下記をクリックして下さい

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