スペイン旅行(19)※スペイン旅行(19)-2004.4.8-ミハス最後の観光地は、「祠(ほこら)の礼拝堂」である。 実は駐車場のすぐそばにあるが、他の所を先に回った わけである。 何故、洞窟の中に礼拝堂が出来たのか、 経緯はよくわからないが、台地の突端にあるので、こ こからの眺めは抜群である。 洞窟の中は、薄暗くて気味が悪いが、供花が絶えない ところを見ると、なかなか人気がある場所らしい。宝物 も置いてあるが、警備員がいないのが不思議である。 洞窟を通り抜けて、入り口と反対側に出て、ここから、 地中海を眺めることが出来る。鉢植えの「柱サボテン」 が置いてあった。 集合時間ぎりぎりまで、見学する。 15:40 バスはセビリアに向けて出発する。 一旦 海岸線まで下りて、マラガまで戻り、高速道路に入っ てセビリアに向かう。 3時間半はかかるようだ。 17:00近く、途中のドライブインに立ち寄る。 喉が 乾いたので、早速「生絞りのオレンジ・ジュース」を注 文する。 う~ん、旨い! バレンシア・オレンジは誠 に美味である。 序でに、お土産として、オレンジ・マ ーマレードを購入した。 重いので3個にしておく。 セビリア市街地に近づく時分、ぱらぱらと小雨が降り 出した。 今回の旅で、初めての雨である。 今日は セマナ・サンタ(聖週間-イースター前の一週間)で、 セビリアのお祭りは世界的に有名であり、各地から 観光客がやって来るという。 19:00頃、セビリア市街地に入ると、祭りのためか 可成りの渋滞である。 赤信号でバスが止まるたび に、信者達であろうか、頭に三角のとんがり帽子を かぶった黒ずくめの衣装(KKKを黒にした感じ)で、 歩いているのが目につく。 一寸無気味な感じがす る。 マリア像や、十字架を背負うキリストを乗せた 山車は、遠目にしか見ることが出来なかった。 渋滞を避けて、すこし遠回りして郊外のホテルに 着いたのは19:15である。 直ちに、部屋割りが 決まり、キーを持ってルームに行く。 TVのスイッ チを入れると、先程の行列を放映していた。雨の 中を、ご苦労な事である。 20:00ホテル内のレストランヘ。 夕食の時間も、 すっかりスペイン風になってしまった。今日は、乾燥 地帯をやたら歩いたせいか、とにかく、喉が乾いて しょうがない。 ということで、飲み物はビールにす る。 このビールが思いの外美味しかった。 メイン・ディッシュのサーモンを食べようとしたところ に、突然ドライバーのSさん一家がやって来た。Sさ んには、3日間連続バスのお世話になった。 そう いえば、彼が住んでいるのはセビリアで、今夜やっ と勤務明けで、一人娘に会えると嬉しそうに話して いた。 奥さんと3人で食事する場所に、同じホテル を選んだという次第。 3歳くらいだろうか、可愛い 娘さんと一緒に写真を撮りたい希望者が続出し、 座が急に盛り上がる。 祠(ほこら)の礼拝堂へ・ミハス 礼拝堂入り口 入り口頭上 礼拝堂内 柱サボテン 古い鐘 礼拝堂よりミハス住宅地を望む 追加画像は下記をクリックして下さい ミハス-セリビア間のドライブインへジャンプ |