オランダ・ベルギー(33)

4月14日 オランダ・ベルギー旅行(33)

凱旋門から世界遺産の広場「グラン・プラス」に向かう。やがて、車窓
からブリュッセル市庁舎の塔が望める。 近くで下車して、徒歩で広場
に向かう。 

グラン・プラス

 ブリュッセル市の中心となる広場で、中世には馬上槍試合も行われた。
 1695年、ルイ14世率いるフランス軍の砲撃に遭い、広場を取り囲む建
 物のほぼ全てが破壊されたが、5年後にはもとの姿を取り戻した。現在
 は毎日花市が立つほか、さまざまなイベントの会場として利用され、い
 つも人々で賑わっている。 かつてヴィクトル・ユゴーは「素晴らしく
 大きい広場」と呼び、ジャン・コクトーは「絢爛たる劇場」とたたえた。
 市庁舎を中心にギルドハウスが立ち並ぶ眺めは圧巻である。

市庁舎
 ブリュッセルを代表する建造物のひとつ。1402年から1455年の間に建造
された。フランボワイヤン(後期フランス・ゴシック)様式の建物で、中
 央の塔の高さは96メートルある。先端の像は、ブリュッセルの守護聖人
 である大天使ミカエル。

市庁舎から出てくる花嫁・花婿を見ることが出来たのはラッキーであった。
市庁舎のすぐ近くに、「小便小僧」の像がある。 

小便小僧

 1619年、J.デュケノワによって作られた可愛らしい彫像。マヌカン・
 ピスとかジュリアン君と呼ばれている「ブリュッセルの最も歳をとった市
 民」である。 今までに2度盗難に遭っている(マヌカン=マネキン、ピス
 =おしっこ)。

以上で、ツアーによる観光は終わりで、後は明日の帰国まで自由行動となっ
た。 ユーロ紙幣も多少残っていたので、近くのレストランに入り、英語の
メニューを頼りに、ランチを奮発した。

                  オランダ・ベルギー旅行 <完>

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