HIKARIの毛布

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• 閉じた目を指でまたふさぐ

  こんな夢を見た。 私はベットの上に横向きに寝ている。眠くて仕方がない。 そこに、戸が開いて、彼が部屋に入ってくる。 抱えていた大きな四角い風呂敷包みを置ろすと、床に座りそれを見つめている。 解いた風呂敷包みの中に四角い箱が見える。 それから、お札のようなもの。 彼は私に背を向ける感じで、ずっと手に持ったそれを見たまま。顔は見えない。 すると、彼の左手が、ベットに転がったままの私の頭に乗せられた。 指先で前髪を、右頬を軽く叩かれているうちに、頭がぐらんぐらんしてくる。 強く目を閉じた。 彼の手から強い気が出ているから。 ふと心配になって「大丈夫」と言ってみた。 でも、まともに強い気を頭に受けているので、「らいようヴ」になってしまった。 ロレツが回らない。こんなふうになっちゃうんだよね。 彼は、「うん、うん」と言ったきりで、相変わらずこっちも見ずに私の髪をもてあそ んでいるけれど、 ねえ、きっと、すごく感情が揺れている。泣いているの？ 強く目を閉じているのに、彼の手が、指の輪郭も手のひらのしわさえも良く見える。 まるで、手のひらが発光しているかのように透けて見える。 それから、彼の手を透かして、部屋の中も見えるのよ。 とっても眠いし、目も開けられないし、起き上がることすらできないのに、 彼の手のひらの内だけに意識がある。私の全部があって。 目を閉じたまま見ている。 彼の背中、壁際のテレビ、置時計、床に転がっている彼の趣味のウッドパズルのピー ス。 「ろうしょう・・・・見ぇてるよ」 そうやっと言うと、 彼の指が、私の閉じた瞼を上から塞ぐように、なぞってきた。 それで、本当に、何もかもが見えなくなった。

  2005年08月26日

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• 朝まで破壊行為

  この夏、とても仕事に追われています。締め切り、ギリギリになってからの「HELP！」ばかり。先週タロットをしてもらうと、シャッフルの途中でワンドの10が出てきた。あれだあ。断れない私が悪い。今、トランシットの天王星が私のネイタルの冥王星とアスペクト、オポジションになっています。このアスペクト、今年になってから３月に続いて２度目。前回の時、松村潔先生に「これ、ちゃぶ台ひっくり返しアスペクト、って呼んでいるんだけれど。。。どう？」と、聞かれましたっけ。うーん、そうですね。２度とも、締め切りに追われる羽目になりました。徹夜同然の日々を送っています（泣）。このアスペクトは、こんな風に突然に土俵際に立たされることが重なり、「ええ～い！やってられっかっ！ババーン！！（ちゃぶ台をひっくり返す音）」となるのが常道なのでしょうか。ひたすら、PCに向かう。書いても書いても、直しても直しても、到達点が見えてこない。こんなことはこれまで無かった。見えないままに朝になり、原稿は、もはやボロボロ。２度ともそんな経験をしました（泣）。こうなると立派な破壊行為です。じゃ、ツライのかというと、そうでもなくて。心も身体も境目が無くなって、ぐんぐんとPCを打つ行為そのものに入り込んでゆく。本音を言うと、これが結構快感。なんだろうと思う。なんというか、イッっちゃってるって、言っても、構わないような。（どういう話になっているんだっ！）。天王星の逆行で、来年の2月にまた同じアスペクトがやって来る。そして、これが生涯最後のチャンス。もっと前向きに、できれば生産的に、破壊行為に励もうと思っています。

  2005年08月25日

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• 天秤座の金星は気持ちいいよ

  このところ、ほ～んとお月様が綺麗ですね。19日には麻布十番のお祭りに誘われて、久しぶりに夜のお出かけを味わいました。賑やかなバザールを即刻通り抜け、先ずはビールを調達。通り沿いの大きなスーパーの前広場に、大勢の人たちに混ざって座り、ゆっくり飲みました。目の前を通り過ぎるのは、どうしてだか外国の方ばかり。これは、おしゃれなヨーロッパ風のカフェにいるようだぞ（笑）。と、皆で笑ったりして。さすが、満月前夜のこと。いつもならすぐ人混みに負けてしまう私なのに、六本木の街角の明るい無国籍な空間と、涼しい夜風にあたりながらの気楽なおしゃべりで、パワーチャージできたみたいです。金星が天秤座に入ってきたのは17日。すんなりと「気持ちいい」を受け取れる。心がとても風通し良い、と感じられる出来事がありそうです。

  2005年08月22日

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• 待っていました。水星の順行

  7月24日から8月16日まで、水星が逆行していました。待ち合わせですれ違ったり、メールが着かなかったり、新しい仕事の話が最初の勢いはどこやら、全然進行しなかったり。それらしいことがあったのでは。私は、普段から電車の乗り過ごしとか（笑）そりゃもう、多くて。でもこの時期は、そんな話を他からも聞くので、ちょっと安心したりします（笑）。星の影響を本当に受けやすいので、この時期ほとんどカンズメ状態だったのは、運がよかったのかも？少し前、火星が牡羊座に帰っているときに、深夜にネットで買ってしまったノートパソコンのソフト購入＆インストールと、思い切り壊してしまったMDプレーヤーの修理が、やっとできる！！そう思って、嬉しい週の後半です。

  2005年08月18日

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• 初書き込みありがとうございました！

  裏磐梯から戻ってからというもの、原稿の締め切りが続き、カンズメ状態。ほとんど2週間ぶりに自分のHPを覗いたら・・・！！！なんと、なんと、なんと、初めてのお客様がいらしていました～スピリチュアル・コーチ　たまちゃん　さんありがとうございました！！ものすご～く、ドキドキしてしまいましたよ。この方も占い師であり、（私も実は大好きな）絵本の世界を紹介したり、HPではとても生き生きと活躍されるご様子がかかれています。この展開をどう受け止めようかと、フェアリーオラクルカードをカットしはじめると、一枚、こちら向きになってカードが現れたんです。それが、なんと「Making New Friends」のカード。ちょっと出来すぎ（笑）。さて、これから、書き溜めていた今日までの日記もアップするぞ！実は、私はいままで、他の人の掲示板に書き込みをしたことがないんです。これから、初めてですが、やってみますけれど。だから、「ほんの通りすがりのもので・・」の方、大歓迎です。これからも、どうぞ、安心して通りすがってくださいね。

  2005年08月15日

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• エナガの巣

  今回の出張で初めて「エナガの巣」の実物を見ました。写真は「よく判らなくてゴメンナサイ～」というシロモノですが、メモ代わりに入れています。エナガは、スズメより小さくて、真ん丸い白いお腹と、黒い帽子が可愛い。名前のとおりに、長い尻尾が目立つ鳥です。拾ってきた人がビジターセンターに預けていったもので、元の大きさは縦横15センチくらい、でしょうか。苔を蜘蛛の糸であわせて、その内に羽毛が織り込んであります。そっと人差し指で触ってみると、信じられないほど柔らかい。そしてね、指にホワッと暖かさが伝わってくるんです。これこそ妖精のベットと呼んでも、間違いないですねえ。・・こんなのが理想です。何がって、大切な人と一緒にくつろぐシーンで。ね。

  2005年08月01日

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• 帰ってきました！

  帰ってきました！面白い、いいことがありましたよ。でもね、帰って玄関の扉を開けたら、ユリの花がまっしろなまま咲いていたんです。24日に「花買い」で買ってきたカサブランカですよ。これは、実は九星術にある開運法の一つなんですけれど。この信じられない程の暑い毎日に、一週間も咲いていてくれるなんて。これには驚いたし、嬉しかったよ～！

  2005年07月30日

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• 白の群落

  ７月のはじめ、奥多摩で、大きなミズナラの巨樹に会いに地元にお住まいの方々を連れて山に入ったときのこと。ヤマボウシ、ミズキ、サラノキなどの白い花が緑の中に映えていて、しかもトボトボと登る尾根までの道沿い、下りの道沿いに、ショウキランとギンリョウソウ、やっぱり白い花が、群落になっていて私たち皆を喜ばせてくれました。毎日山に入っているガイドさんも、地元の人も、こんな群落がここに咲いているのは見たことがない、去年もなかったし、昨日もなかった。不思議だと首をひねっていました。そのうちにガイドさんがふざけて、「＊＊さんが来るので、僕が昨日植えときました（爆）」って言ってくれて。（＊＊さんは私の実名です。）そのとき皆で大笑いをしたのですが、私は、本当に祝福されていると感じました。私の占い師ネームのことは、その中にいた人には誰にも話していないのです。明日から裏磐梯に出張です。今度は何の花に会えるでしょうか。

  2005年07月27日

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• 金魚～からっぽのタライ

  未だ明るい夜の６時過ぎに、職場を抜け出して商店街のお祭りに行ってきました。ここは新宿駅からひと駅だけど、徒歩１分で住宅街。懐かしいようなブロック塀をいくつかたどってすぐに、お祭りの通りに行き当たります。提灯に灯りがともって、にぎやかなチンドン屋さんを子供たちが取り囲んでいます。商店街のおじさん、おばさんによるこの日ばかりの夜店が連なり、どのお店の前の長テーブルに座っているのも、皆知っている近所の人たちばかり。いいものですよね。私も同僚のTちゃんと２人、生ビールをかわりばんこに飲みながら歩きました。「あ、金魚だ」Tちゃんの足が停まります。小間物やさんでしょうか。金魚池があります。向かいのベンチでイカ焼きをたいらげた後、さっそくTちゃんはチャレンジにいきました。さっき、ここへ来る途中でTちゃんが話したこと。借りたばかりの部屋で一人暮らしを始めてやっと落ち着いてきたという。”タライがあるんだよね””雨が降ると少し水が溜まって、少したつと、また減ってるんだ。あの中に、金魚がいたら・・なんか、いいかなって”話をききながら、私にはからっぽだったタライの中に、真っ赤な金魚がひらひらするのが見えてきた。「調子はどう？」近づくと、破れた掬い網をかざしてTちゃんが振り向く。笑顔だ。「４匹ももらっちゃったよ～すごくない」「４匹！　一気にファミリーじゃない！」２人で笑いながら帰途に着く。空を見ると・・・あーそうだ。昨日は満月だっけ。今日あたりから過去を手放そうとするのは、いいかもね。金魚を飼うのは、どうかな。上手く行きそうかな。そう思いながら、何も言わないまま、Tちゃんとふたり、ひらひら夜を歩いていました。

  2005年07月22日

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• はじめまして

  この季節、とても新しいスタートを切った気持ちがしています。星の動きにあわせて本当に忙しくなってきて、毎日があまりに大切なので、思い切って日記を書くことにしました。これから２年ぐらいの間に、自分の新しいテーマを探すことになりそうなのです。日々送られてくる「贈り物」を書きとめておかなくちゃと思います。今日、百合の花を買ってきました。シベリアという大輪の白い花が５つも開いていて、膨らんだつぼみが続いて３つは確実に開くであろうという、それはそれは立派な一枝です。自分のために買っていいものかどうか、一瞬迷っちゃいました。でもね。約束の花だったので、えいと決めた。初めて、自分のためにね。夜の白い花は、少し離れたところにいるのに、新しい住人のように新鮮な空気を送ってきます。さて、この夏は何が起こるのでしょうか。

  2005年07月15日

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