イタリアからの荷物が届く。その後税金を払いました。
2月5日に、イタリアからの荷物を受け取る際に税金を徴収されなかった件を日記に書きました。 しかし、2月14日の夕方に宅急便の配達員さんが来て、申し訳なさそうに税金を持って行きました。もらい忘れたそうです。3,500円でした。 この荷物はイタリアから UPS で発送され、日本でクロネコヤマトに引き継がれて国際宅急便として配達されました。クロネコヤマトの場合、関税手数料は無料です。 実は、受け取ってしばらくしてから、国際宅急便の伝票に税金の金額が記載されていたのを発見しました。なので、そんなことになるだろうと思っていたのです。その伝票には、関税額:1,600円、消費税額:1,900円とあります。調べると価格の6割の額に課税されるみたいです。 前日記の計算では、合計価格は254.11ユーロで約33,600円でしたが、円換算はその時の相場で変わります。 33,600円の60パーセントは約20,200円です。 その8%が関税なのでしょうか。20,200円の8パーセントが約1,600円になります。 消費税は10パーセントなので、1,900円に近い金額です。 消費税から逆算すると、1,900円/0.10/0.6=約31,700円となります。前日記の33,600円より約1,900円低い金額です。 そして今、インボイスをよく見ると、HS code なるものが記載されています。この分類により、製品毎に関税が計算されているのかもしれません。 ブーツは「6403510590」、グラブは「4203299090」、Tシャツは「8714999089」です。 各コードの上6桁は調べることができたのですが、下4桁はわかりませんでした。 ブーツの「6403」は、「履物(本底がゴム製、プラスチック製、革製又はコンポジションレザー製で、甲が革製のものに限る。)」で、「640351」の6桁で、くるぶしを覆う履物となります。 グラブの「4203」は「衣類及び衣類附属品(革製又はコンポジションレザー製のものに限る。)」だそうです。「420329」になると、手袋(グラブ・ミトン・ミット)のうち運動用でないものになるようです。 Tシャツの「8714」は、鉄道用でも軌道用でもない車両の部分品及び附属品です。「871499」は、表の見方がよくわからないのですが、その他のうちのその他になるようです。 また、価格が20万円以下の場合は、製品毎の細かい分類は行わないで、簡易課税になるそうです。その製品毎の関税額の計が価格の計の8パーセントくらいになったのでしょう。 結局のところ、よくわからなかったのですが、関税と消費税の計が3,500円だったので、許容範囲内でした。 送料もかからなかったので、まあ、良いでしょう。