|
テーマ:BMW バイク(116)
カテゴリ:バイクとツーリングとキャンプ
ツーリングで寒い思いをしたせいか、心身共に思わしくない。
R1250R のヘッドライトはハロゲン電球だ。これだけでもLEDヘッドライトの R1250RS にすればよかったなんて思う。 そこで、バルブを変えてみた。バルブ・タイプは「 H7 」。 とはいっても、HID(discharge lamp、xenon arc lamp)とか LED ではなく、高効率ハロゲン電球である。 色々なメーカで白熱電球代替用の LED 電球をつくっているが、まだ発展途上の気がするし、発熱量も半端ではないらしい。ファンが付いていようが、狭い密閉空間では意味をなさないような気がする。 HID にも R1250R 専用の製品があるのだが、HID でも LED でもワーニング・キャンセラーを付ける必要がある。R1250R のヘッドライトは密閉型なので、バルブに加えて熱を発するキャンセラーを密閉するなんて考えられない。夜間走行中のヘッドライト・トラブルは本当にイヤだ。
ドコモのdカードでもらったdショッピングのクーポンを持っていたので、dショッピング内で検索していたらヒットした。耐震 10G に惹かれた。 色温度は3400K(ケルビン)のいわゆる電球色。私は青白い光は好みではない。青白い光を放つ車とすれ違うとやたらと眩しい。青白い光は人間の目の感度が低下するため実際はそれほど明るいくないのが現実らしい。 また、バイクには振動対策がなされたバイク用のバルブを使用するのが賢明だというが、今回購入のバルブはバイク用ではない。新車時に付いてくるバルブは耐震なのでしょうか。高効率にすると耐震を考えなければいけないのでしょうか。 dショッピング内の Joshin で二つ入りが 3,189 円なので、ひとつ当たり約 1,600 円。クーポンは 5,500円 以上で使える 5,500 円分なので、ひとつでは金額が足らず、ふたつ購入した。期間限定のdポイントもあったので、これを使って支払額は0円となった。
バイク用である PIAA の色温度 3200K の MB123(ひとつ入り)は希望小売価格で税抜き 2,500 円、モノタロウで税抜き 1,990 円、Amazonでは税抜き 2,370 円。税込みに直すとそれぞれ 2,750 円、2,189 円、2,607 円。 モノタロウで MB123 を二つ購入すれば送料無料となり、4,378 円。微妙である。今回はクーポン+ポイント使用なので、まあ良いか。耐震性という定義もメーカー基準だろうから信用できないし。
交換前後の明るさを比較した写真がこれ。カメラの露出を同一にしてある(同じISO感度、同じ絞り、同じシャッタースピード)。
ここで判明したのが、車載工具ではバルブの交換ができないこと。何たる BMW Motorrad の失態でしょうか。バルブを抑える金属を留めるネジがトルクスの T20 で、これが車載工具にはないのである。 それと R1250R を買ってすぐに気づいていたのだが、ヘッドライトのカット・オフ・ラインには左側の切れ上がりがなく、日本車のように左上部を照らすカット・オフ・ラインではない。右側通行と左側通行の国を走るためなのだろうか。ユーロトンネルシャトル (Eurotunnel Shuttle)にバイクを積載すれば、ユーラシア側(右側通行)とイギリス(左側通行)間を行き来することが可能。それとも作り分ける手間を省いているからなのか。R1200RT には左の切れ上がりがあったぞ。 電球のガラスはフィラメントの上下に青色の着色がある。明るさをそれほど犠牲にしないで色温度を調整するためだろうか。PIAA の MB123 は 3200K だから、ハロゲンランプの標準は 3200K で、この青で 3400K にしているのだろうか。電球の先端は光が反射する素材になっている。
まあ、明るさは LED や HID にくらべれば可愛いものであるが、今時点ではまあ満足。高効率バルブは寿命が短いらしいが、二個入りを二つも買ったので、これで当分持つでしょう。 ところで、一年間使用したハロゲン電球の状態はどうなっているか見てみると、常時点灯のロービーム側はフィラメントがボロボロに見える。見えるが元の太さは維持されているように感じる。マクロレンズで撮影しました。 こうやってだんだんとフィラメンとのタングステンが昇華し、痩せてやがて切れるということになるのですね。 ハイビーム側は新品と変わらないように見える。まあ、夜間に使うだけで、ほとんど使っていませんからね 久しぶりに勉強した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.06 19:13:44
コメント(0) | コメントを書く
[バイクとツーリングとキャンプ] カテゴリの最新記事
|