218117 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

人生を豊かにしたい趣味あれこれ

人生を豊かにしたい趣味あれこれ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

Greenわたらせ

Greenわたらせ

Calendar

Archives

Category

Recent Posts

Comments

Keyword Search

▼キーワード検索

2021.12.11
XML
​​​​​​​​

 Webサイトに掲載する画像をレタッチすることになり、あらためて画像のカラープロファイル(規格としてはICCプロファイル)について勉強してみました。

 勉強と言っても深くはありません。なので、うまく説明できませんし、誤りがあるかもしれません。どうかお許しを。

​​​ICCプロファイルとは、簡単にいうと、
「各入出力
機器の色特性や見た目を統一するための仕様を記述したもの」
のようです。
中身を詳しく知る必要はないのです。
身近なところでは、​程度の差はありますが、OS(パソコン)・アプリ・スキャナー・プリンターがちゃんとやってます。
ただし、程度の差があることは理解しておく必要がありそうです
。​

 ちなみに私の OS は Windows10 、アプリは LightroomCC と PhotoshopCC です。
 使っているモニターの色再現性は AdobeRGB より少し狭く、カラープロファイルを変えることが可能で、USBを介してその情報をPCに伝えることができます。
 カラーマネージメントの方法は Windows と Mac では異なります。
 Windows ではカラーマネージメントはアプリで行っていますが、Mac では OS が行っています。
 

 最終的に得た結論は、Webサイトに掲載する画像は汎用性のあるsRGBとして、画像データにsRGBのカラープロファイルを埋め込む必要があるということです。

 パソコンで扱う画像データのカラープロファイルには、sRGB、AdobeRGB、ProphotoRGB などがあります。sRGB が一般的なもので、印刷を目的としたデータでは AdobeRGB と ProphotoRGB が使われることが多いと思っています。

 深くない勉強と言ったのは、次のようなことしか理解できないからです。

  1. 画像データが持つことのできる色の範囲(色空間)は、sRGB が一番狭く、ProphotoRGB が一番広いということ。
  2. カラープロファイル毎の白色点(white point ホワイト・ポイント)は、sRGB と AdobeRGB が 6500K(ケルビン)で、ProphotoRGB が 5000K(ケルビン)であること。
  3. 写真を閲覧・加工(レタッチ)するアプリによって、画像の持つカラープロファイルの参照度合いが異なること。
  4. 画像をつくる(レタッチする)機器でも、閲覧する機器でも、印刷された紙ベースの画像でも、全てで近い色合いで見るために必要な手法がカラーマネージメントであること。


 1 の sRGB と AdobeRGB という名称についてはデジタルカメラを使い始めたときから知っていましたが、ProphotoRGB という名称については Lightroom と Photoshopを使い始めたときに知りました。

 sRGB という色の範囲は PC のモニタが CRT(ブラウン管)の時代につくられたもので、CRT で再現できない色情報は不要であるという考え方がもとになっているようです。
 それはちょうど人間が音として知覚できない周波数の音は切り捨ててしまおうという考えの音楽 CD に似ているような気がします。

​​​よく見ることのある色空間(Color Space)を示すグラフ
D65というのは白色点が6500K、D50というのは白色点が5000Kであることらしい。
画像はWikipediaから引用​。

​​

 2 の白色点については、今回の勉強で知りました。Lightroom と Photoshop でレタッチしている限り、それを意識する必要がないからです。どちらのアプリも、画像のカラープロファイルを参照して、モニター上で見た目の色合わせを行っています。

 3 については、どうしてアプリによって色が異なって見えるのかと思っていましたが、​EIZO さんのサイトのページ​を見て、なるほどと腑に落ちました。
 Photoshop は様々なカラープロファイルに対応していますが、
ブラウザでも閲覧・加工するためのアプリでも種類によって参照度合いが異なるのです。

 ​このことは、4に関連し、Windowsでは、各アプリによってカラーマネージメントの度合いが異なるとも言えます。​

​ 4 については、モニター上の写真の色と印刷された写真の色が大きく異なったり、PCでレタッチした画像をスマホで見ると色が違って見えたりするのは、機器間のカラーマネージメントがうまくいっていないことを意味しています。

 私は 印刷のフローとして Lightroom でレタッチした RAW 画像を ProphotoRGB のプロファイルの PSD 形式で Photoshop に書き出し、再調整をしてから、そのまま印刷しています。結果的に、モニター上の画像と印刷結果の画像が極めて同じような色になっています。
 これは、Photoshop から印刷していること、モニターの白色点が 5000K(ケルビン)に調整してあること、インクジェットプリンターの白色点も同じ 5000K(ケルビン)であること、なおかつインクジェットプリンターの色再現性が優れている(印刷できる色の範囲が sRGB よりも広い。)ことが理由かと思われます。
 そして、ProphotoRGB と白色点が異なる sRGB の画像を Photoshop からインクジェットプリンターで印刷しても、カラーマネージメントがうまく行われ、良い結果が得られると思います。

 つまり、この場合は、Photoshop とモニター(ふたつを一緒と考えれば PC )とプリンターの間でカラーマネージメントが正しく行われているということになります。画像のカラープロファイルが違っていても、それは双方の間でうまくマネージメントしてくれるので意識する必要はないのです。ただ、PC が RGB で、プリンターが CMYK という違いも含め、色が感染に一致することはないようです。できるだけ近づける方法がICCマネージメントなのです。

​ 参考としては、​Shuffleさんのページ​、​SYLKYPIXさんのページ​が理解しやすかったです。​

​その2に続きます。​​​​​​​​






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.12.11 15:48:18
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.