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テーマ:自然の力はすごいです。(17)
ここ数日は以前から気になっていたエゴノキの数本の大きな枝を含めた多くの枝を剪定した。ゆえに疲れている。
今の状態が下の写真である。 このことは、この切り口の左側の枝の切断面を見ても理解できる。 剪定後に切り口の向こう側から発生した不定芽が生長し、切断面も盛り上がりながら、元の姿に戻ろうとしている。新しい枝の樹皮には剪定時の切り口に塗ったカルスメイトが残っているのだ。あたかも、切り口に他の枝を貼り付けたようでもある。 よく考えると、広葉樹のほとんどは、伐採後の切株から芽を出す萌芽(ぼうが)という自己再生能力を持っており、剪定後の切り口でも同じことが起こっていると考えれば驚くことでもない気もして拍子抜けする。 もっとよく考えると、不定芽をつくることができるので萌芽ができるということである。 どうにせよ、不定芽をつくることも萌芽で再生することも樹木の不思議な能力ということには違いはなく、ほんの少しの幹と根が残っていれば再生可能というのはなんともうらやましい。
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Last updated
2022.02.04 22:35:53
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