ブックドクターしんちゃんの舞台裏日記

●２０１１年１２月９日（金）
今日は、岩手県大槌町に向かいます。
大槌町には、今回、菰野から同行してくれた菰野町社会福祉協議会のミッチがメインです。
三重県の各地区の社会福祉協議会は、大槌町を支援し、大槌町の社会福祉協議会と連携しながら、復興に力を注いできました。
菰野町社会福祉協議会の職員の方々も、大槌町に何度か行かれています。ミッチもそのひとりです。
今回、ミッチは休みをとって、ぼくに同行し、先日の菰野町の福祉フェスティバル「けやきフェスタ」で集まった義援金やプレゼントなどを届けに来たわけです。
朝、大槌町のプレハブの社会福祉協議会事務所に行くと、ミッチを見かけた人たちが、「お～っ！」と言いながらの再会。
そして、ミッチは、あずかった数々のものを会長さんにお渡ししました。



大槌町社会福祉協議会の紹介で、ぼくは、大槌保育園で絵本を読ませていただきました。
大槌保育園も大きな被害を受けて、プレハブで仮園舎をつくり、そこに子どもたちが集まっています。
最初の１冊目の絵本から、子どもたちはスイッチ・オン。
たのしい、たのしい時間でした。



「これで、おしまいね」って言ったら、
「え～っ！」「やだ～！」
ありがとね。

最後に再び社会福祉協議会に立ち寄ってご挨拶。
ミッチがお世話になった人が、「飯、食ってけ」と。お言葉に甘えて、一緒にお昼をいただきました。
大槌町の社会福祉協議会の人たちも、みんな、ステキな人たちです。
是非、また会いたいなあ。

お昼過ぎに、大槌町を発ち、帰路につきます。
内陸の遠野市に入ると、雪が降ってきました。
そして、一気に南下。
東京でオミをおろして再び南下。
１０日未明に菰野到着。
役場駐車場で荷物を整理していると、パトカーがすっ飛んできて職務質問。
防犯のためとはいえ、いきなり懐中電灯で車の中をジロジロ。
「身分証明書を見せてください」と言う。誰が見せるか。人を見る目を養え。