2012/01/31(火)19:33
三重県伊賀市_島ヶ原保育所
三重県伊賀市の島ヶ原保育所にうかがいました。
この保育所では、ずっと以前から、定期的に子どもたちに絵本を読んでいますが、今日は保護者の皆さんへの講演です。
ぼくのことを知ってくださっている人が多いので、とてもアットホームな雰囲気です。
今日は新聞記者の方が取材に来られていました。
ただ、講演中に、取材をする側の意識が強すぎると、写真をひとつ撮るのでも、場の雰囲気がかなり違ったものになってしまいます。
悪いとは思ったのですが、かなりきつく注意をさせていただきました。
というのも、場に雰囲気作りというのは、すごく大事で、いくらいい話をしても、内容だけでは人の心に届かないんです。
その場の雰囲気の中で、いろんなことを感じていただいて、心が震えるから、届くんですね。
ぼくは、そういう講演を目指しています。
なぜなら、会場に来てくださった方々に、ひとりでも多く、ぼくが子どもたちから学んだこと、気づいたことを、お伝えしたいからなんです。
ぼくひとりが、いくら頑張っても、子どもたちが住みよい社会はできません。
ひとりひとりが気づいて、日常生活に少しでも変化がないと、変わっていかないんです。
だから、ぼくは、絵本を読むときも、講演をするときも、本気です。
そんな話も、講演中にさせていただきました。
終わってから、記者の方も、よく理解していただきました。度量の大きな方なのでよかったです。
何よりも、お母さん方に、ぼくの本気が少しでも届いたような手応えがあったことが、うれしいですね。
いつも、本気です。
(ブックドクターしん)