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●3月4日(日)出発
被災地保育ツアー、いよいよ始まりです。 午後6時に、菰野町役場を出発。1名がインフルエンザのために泣く泣く欠席。三重県中から20名の保育士さんが参加。 た~くさんの人が見送りに来てくださいました。皆さん、忙しい人ばかりなのに、ありがたいです。 ささき観光さんの、このバスで行きます。 出発前の確認に忙しいです。 出発のご挨拶をさせていただきます。 なんと、菰野町・石原町長も見送りに来てくださいました。 いざ、出発! ●3月5日(月)陸前高田 途中までは順調だったのですが、栃木を過ぎたあたりから雪。福島では、除雪作業のためノロノロ。とうとう宮城では大雪で通行止め。 運転手さんとの阿吽の呼吸で迂回路を検討。 夜明けが迫っていたので、到着時間も考えないといけません。 雪道の危険な道路を、運転手さんの巧みなハンドルさばきで、2時間遅れで保育園に到着。 終了時間を少し延ばしました。 7園に先生方を降ろしていきます。 雪です、雪! 各園に先生方を降ろしたあとは、設計士の友人のひろとしさんちに行きます。 バスの運転手さんに休んでもらっている間に、車であちこちの園を回って、様子を見ようと思っていたのです。 その車を、ひろとしさんが、快く貸してくださるのです。 ところが、ひろとしさんの事務所には、いろんな人が集まってきます。 みんな、義理人情に厚い人たちばかり。 だから、ついつい話し込んでしまいます。 結局、用意してくれていた車は、使わずじまい。 それほど、ここは心地よいんです。 ひろとしさんとかんこちゃん。ステキな人たちです。 時間が来たので、再びバスで各園をまわり、先生方をピックアップ。 ぼくが様子を見に行く必要など、まったくありませんでした。 三重の先生方も、陸前高田の先生方も、とってもステキな顔なんですもん。 ステキな顔! 子どもたちに見送られて。 いいね! これまた、いいね! またね~! どっちが、どっちの先生かわからないくらい。 ほんとに、みんな、いい顔。 ピックアップ完了。皆さん、満ち足りた顔。 その後、陸前高田との出会いのきっかけをつくってくれた神田ぶどう園へ。 神田ぶどう園は大にぎわい。おいしくって、やさしい。 陸前高田の日程をすべて終えて、一路、石巻へ。 宿泊先として協力いただいたのは、石巻グランドホテル。 震災初期の頃から、ぼくは顔を出していただけなのですが、とってもよくしてくださるんです。 このツアーでお世話になるのなら、人のつながりがあるところに、と思っていたので、迷わず石巻グランドホテルにお願いしました。 きれいなレストランで、おいしい晩ご飯をいただきました。 きれいな広い部屋で、おやすみなさ~い。 ●3月6日(火)石巻から三重へ 石巻グランドホテルでおいしい朝食をいただきます。 運転手さんに聞いた話ですが、昨夜、車の清掃などで、晩ご飯を食べる時間が遅くなってしまっていたみたいです。すると、ホテルの人が、部屋まで持ってきてくれたそうなんです。 さすが、石巻グランドホテル。運転手さん、感激。 石巻グランドホテルのロビーで記念撮影。お世話になりました。 石巻グランドホテルを後にして、大川小学校に向かいました。 児童100名強のうち、7割が亡くなり、11名の先生方のうち、9名が亡くなった小学校です。 みんなで、小雨降る中、慰霊碑の前で手を合わせました。 雨の中、慰霊碑の前で立ちすくむ先生方が印象的でした。 そして、一路、三重へ。 日曜日の夜には、皆さん、不安を抱えながら出発したことと思います。 そして、長時間、大変な思いをして現地に辿り着き、現地の保育士さんと心通わせあった皆さん。 もう、みんな同志です。 帰りのバスの中では、一体となっていましたね。 ベテランの先生が、いろんな出し物をやって楽しませてくださいました。 かと思えば、保育現場の話に花が咲きます。 互いに異なる市町の保育士さんなので、それぞれのやり方は、お互いに参考になるみたいです。 さらに、ベテラン保育士さんが、若い保育士さんの人生相談にのったり。 保育士さん同士だけではなく、ぼくらの命を乗せてくれている運転手さんも同志です。 ベテランの先生が、車内の雰囲気を引っ張ってくださいます。 みんなで、一体となり、あっという間に、三重に到着。 夜9時半に菰野町役場に到着しました。 なんと、玄関に明かりをつけて、菰野町役場こども家庭課の皆さん始め、たくさんの皆さんが出迎えに来て下さっていました。 無事、到着の報告です。 陸前高田への被災地保育ツアー、これにて、無事、終了! 参加者の皆さん、関係者の皆さん、そして、陸前高田の保育士の皆さん、子どもたち、ありがとうございました! (ブックドクターしん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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