2011/11/22(火)02:16
寝屋川囲碁将棋まつり(5)
第4局も、既に1敗(3勝)されていた方と対戦した。
四条畷から来られたおじいさんで、三味線とハガシありという困った方であった。
地元の碁会所では六段で打っているそうで初戦に高校生の六段に負かされたという。
その高校生はかなり強かったらしい。その後は3連勝されていた。
第1図 実戦(1-24)
はじめて黒番になった。9手目までは第2局と同形である。
白12は無謀という他ない。
第2図 参考図
黒19ではこう打つべきだった。どう打ってもいい時って間違えるものである。
第3図 実戦(25-48)
黒25と打ったら、じいさんは「素直に逃げておくんだった」と大いにぼやいた。
だが反省すべきは前に切られた事だろう。
ぼやきによってR4のキリに気がついていないことがわかって有難かった。
左下隅でも黒33-35とハネ下がっては大いに満足である。
黒37のカカリは割り打ちすべきだった。白48は上辺の守りを急ぐべきだった。
第4図 実戦(49-65)
これ以降白にチャンスはない。
第5図 実戦(66-83)
第6図 実戦(84-107)
盤面28目、黒21.5勝ち
これが六段だという碁会所では私は八段になってしまう。(ためいき)