カテゴリ:棋楽会
※このブログの読者は囲碁マニアだと私は想像しています。級位者にはわかんない棋譜や変化図だらけですからね。でも初段前後や3~5級の人も多いのかもしれません。
たまにはそういう読者向けの記事も書いてみようと思います。 棋楽会は枚方市立さだ生涯学習市民センター(京阪光善寺駅より3分)で毎週水曜日午後に開かれている碁会です。会員が現在35名います。そのうち7人は級位者です。 ほとんどの会員は2段~6段ですが級位の方にも門戸は開かれています。(ただし現在、新規会員の募集はしていません) こういう公民館の碁会は盛んです。何しろ席料が安い。年会費3000円で毎週参加したら1回60円の席料です。会員の半分以上は退職後に囲碁を始めた方もしくは再開した方です。 5級前後で入会して4~5段という人も多くおられます。大学の囲碁部と似ています。 会員全員が参加するリーグ戦をやっていますので私も級の方と対戦します。 置き石の多い碁は勝負よりも指導か親睦の雰囲気です。 第1図 I3級との七子局 ここで黒はどう打ちますか? この問題に正解はありません。後の打ち方に一貫性があるかどうかという話です。 第2図 実戦の進行 一見、なんでもないようですが黒が損をしているです。 どう損かというと、白は6と打って活きました。白の強い石の近くに黒は3~13と6手も打っているからです。黒はダメ場を打たされた形です。 黒のどの手が悪いのでしょうか? ○3の打ち込みが悪手その1、1とツイだ手と3の打ち込みは矛盾しているのです。 ○5のコスミが悪手その2です。 参考図1 第2図の黒5のコスミが悪手でした。コスミではこの図の黒1とツケて4と5を見合いにするべきでした。5が眼形の急所です。ここを打たれると白はまだ活きていないので厳しいのです。 参考図2 黒7の打ち込みを狙うなら黒1のアテが正解です。 参考図3 黒1のツギという堅実路線を選択した以上は黒3のコスミと堅実路線を継承するべきでした。 級位者との碁を題材にしてみましたが・・見返してみると・・有段者向けのコンテンツになってますね・・やっぱりわがブログは囲碁マニアのためのブログなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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右下無視して E-18 笑・・・教育的指導くらうかも。
(2013.05.04 10:43:01)
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