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みんみんのざる碁日記

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液晶テレビ製造

2007.01.11
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カテゴリ:液晶テレビ製造
わがブログの読者から思わぬメッセージを頂戴した。某新聞社の記者から、私が以前在職した現場に関して、雇用問題(非正規雇用・偽装請負・多重派遣・労働基準法違反・派遣業法違反・労災飛ばし・・)の取材をしています。ぜひ直接、話を聞きたいとの申し入れがありました。基本的には取材に協力する旨、回答しました。
いつお会いするかは、まだ約束していません。






最終更新日  2007.01.11 22:23:07
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2006.08.14
カテゴリ:液晶テレビ製造
亀山に残っている友人からの連絡によると、辞める人が多くなった、という。
一度、現地に行って事情を聞いてみたく思うが、如何せんヒマがない。
現場が混乱している事は確からしい。原因を想像するに

急激に薄型テレビ市場が拡大し、シャープは果敢に設備投資した。
しかし機械だけ入れたって、良い製品ができるっちゅうもんではない。
人を集めるのは簡単だが、それを教育し戦力化するのは容易ではない。
私は1年8ヶ月リーダーを勤め、延べ50人以上の新人を教育した。
個々の作業を割り当てるのは簡単だが、大きな現場には多くの工程があり、
その業務の中身と関連性を説明しなければ、個々の作業の目的がわからない。
何の為にその作業をしているのか、の意味を説明しないといけないが
案外できないものなのである。その現場で長くいると、当り前の事でも
新人には、その「当り前」がわからない。

上司の仕事とは、部下に働き易い環境を作ること、だと私は思っている。
そのテクニックは色々あるが、急成長してしまうと管理者の数が不足して
しまう。液晶テレビなどという製品の歴史が浅いもんだから、その業務に
精通している人間の数が少なすぎる。業務知識とコミュニケーション能力
の両方を備えた人が少ないので、その少ない人に負担がかかりすぎて
潰れてしまうのである。






最終更新日  2006.08.14 02:35:38
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2006.08.03
カテゴリ:液晶テレビ製造
偽装請負に関するご質問がhatさんよりございました。
私は今は派遣社員として働いております。また派遣会社の営業や管理の仕事
をした経験もあります。この問題につきましても、コメント可能なのでございます
が・・2chで匿名で書くのとは違い。わがブログの常連読者の多くは、私と
面識のある方であり、なんでもかんでも書けるっちゅうもんではありません。

>偽装請負(ぎそううけおい)とは、契約上は業務請負や個人事業主であっても
>実態が人材派遣に該当するものを指す。
まず以下の2点を強調しておきます。
○悪名高いクリスタルグループと私は関係がございません。
○シャープ亀山におきましては、私が知りえた範囲では偽装請負はなかった。
但し、大きな現場ですので私が知りえた部署は全体の半分位でした。私がいた
期間(2004.3-2006.4)にはなかっただろう・・と思います。

同業他社が労働基準局と朝日新聞に叩かれているので、亀山にも何かあるのでは・・?
と世間の人は思うでしょうな。ありまっせ。ありまっせ。

まずシャープには、一次請負会社(協力会社という)がいくつかあります。
液晶事業に関してはユーテックグループと丸和製作所があるのです。この両社は
担当業務で分けられております。前者はパネル工程と実装工程の前半まで、
後者は最終組立工程の全てと、実装の組立と最終検査を請負っています。
むろん、工場・設備・資材は全てシャープから供給され、製品および仕掛品・
仕損品もシャープに買い取ってもらいます。
私は最初、ユーテックグループのM社に派遣されていました。M社には
多くの子会社があり、そのうち2社は派遣会社です。その一つS社は
日系ブラジル人が多勢おりました。驚くべきはその勤務シフトです。
亀山は24時間を2交替で操業しています。α勤務(09:30-21:40)とβ勤務
(21:30-09:40)があります。シャープやM社の正社員は3勤2休が原則です。
それは残業や休日出勤があったら労働基準法違反になるからです。
派遣のスタッフは4勤2休が原則です。1出勤日の労働時間は10.5時間です。
労働基準法は週40時間労働・残業は1月40時間まで、という事になって
いますが、普通に全部出たら「違反」になってしまいます。それどころか
は残業や休日出勤してるんだから、全員違反状態なんですね。

それでも私が建設会社や学校法人の管理職だった頃(サービス残業しまくり)
よりはずっとラクでしたが・・。

私ら日本人はまだいいとして、日系ブラジル人の勤務シフトたるや6勤2休
および6勤1休なんです。だからよく欠勤がありましたが、当り前です。
平均週60時間も働いたらあきまへんで。もっとも私も50時間位やってましたが・・
しかし、さすがに労働基準局も知る所となり・・・ブラジル人に社会保険
の強制加入を要求したんですな。出稼ぎに来ている人に貰う権利のない
年金を徴収しようとする政府もすごい。アホらしくなってブラジル人たちは
他の現場へ移って行きました。






最終更新日  2006.08.03 19:50:38
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2006.07.22
カテゴリ:液晶テレビ製造
サムソンが在庫処分している。まぁサムソンだから下手な
物は出していない、と思うけれどメーカーが分からん物に
手を出さない方が良い。またまともなブランドでも信用
できない場合がある事は、他の商品と同じ事なのだ。
ただ液晶テレビという商品は、世に出てまだ時間が浅いので
不良品を掴まされていても、世間の人はまず気が付いていない。
これは製品に関する情報が極めて不足しているからである。

安い商品には、必ず安い理由がある、と知らねばならない。
液晶テレビが安い場合、以下の二点に気を付けねばならない。
○液晶パネルの質が悪い。これには2種類ある。
 A)スペックが悪い、画面の解像度が低いパネル
 B)検査段階でランクの低い評価をされたパネル
○バックライトユニット(以下BLと略)の質が悪い。
 これは消費電力と耐久性に関わる問題である。

補足説明。液晶テレビは、液晶パネルにタブ基板を付けて
それを介して微弱な電流を流し、画面上のセル(格子)に
3原色を一定の強度で出力させる。その後ろからBLの
光を当てる事で、テレビとして機能する訳だ。後の組み立て
に関しては、一般的な安い家電製品と変わらない。

さて、液晶テレビの原価構成から考えて、安い物が出る時
には上記2点の難あり商品を掴まされる恐れが高い事を
元亀山工場の検査員として、ご忠告申し上げたい。

まず一番やばいのは安いBLを使った商品を掴んでしまう
事である。アクオスの場合、全商品BLには白色ダイオード
を使用している。32インチの場合、4万円位してしまう。
もしBLに蛍光管を使ったら、原価は1万円強ですんでしまう。
この場合、BLの耐用年数は3年以内と考えてよいだろう。
また静電気が発生するので、ブラウン管テレビ同様後ろが黒く
汚れ易い。またダイオードを使った場合でも、中国製の安い
物を用いると輝度が低いので、画質の鮮明さや消費電力に差
が出てしまうのである。

次に液晶パネルの問題である。
液晶パネルの解像度には、3段階あって、
a)地上アナログ放送しか写らないレベル(日本では売られて
  いないが、アメリカなどでは貧困層向けに売られている。
  日本でもPCショップに行けば、台湾製の液晶ディスプレイが
  19インチが23000円で売られている。あれがテレビとなっているもの)
b)ハイビジョン対応のパネル(日本で売られている物の90%は
  これである)
c)Full-HD対応の物。解像度がさらに高い。37インチ以上しかない。
  (高級品)

まぁ、安売りの対象にあるのはb)なんですけれど。
これが難しい問題です。まず32インチの場合、製品歩留まりは95%
台です。つまり不良品として廃棄されるのは4~5%しかありません。
サイズが大きいほど歩留まりは下がります。45インチの場合、歩留まり
は89%位です。
液晶パネルの検査工程やその評価方法は、原則社外秘となっております
ので大まかな話を致します。

まず液晶パネルには、完全なA品(合格品)なんてない、と考えて下さい。
液晶パネルは、ほぼ正方形の格子に3原色の電流を流し発色させます。
その格子の数は、パネル面積によって異なりますが、32インチなら
約100万個のセル(格子)があります。その100万個全てがOKだ、などとは
考えないで下さい。発色しないセルを黒点と呼びます。3原色のうち1色でも
表示しないセルは、全黒の検査画面にした時に光ります。これを輝点と呼びます。
1枚のパネルに黒点が6個以内の物はA品と評価されます。
一回目の検査でA品となったパネルを「直行のA品」と言います。全パネル
の80%強は、これです。これは通常品として流通します。
また輝点は、レーザー修正によって黒点にして再検査されます。これを点欠陥
修正品と呼びます。点欠陥修正品のうち90%近くはA品と評価されて出荷
されます。これも通常品に近い扱いで流通します。

しかしパネルの不良には、線欠陥という物があるのです。パネル上に線状の
光が漏れる現象(リーク、と呼ぶ)が発生しているもので、レーザー修正
工程で、直してA品にする場合があります。
また輝点でも大きな物は直せても通常品としては販売できない、B級品パネル
が在庫として残っているのです。これらは、大手電気店が特売用に安く・早く
下さい、と頼んだ時に限って放出します。
これらのパネルは、一般の皆さんが見ただけでは気が付かない程度の不良です
が、私が電気量販店に行きますと、結構発見する事がございます。

以上、ご注意くださいませ。







最終更新日  2006.07.22 13:35:06
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2006.07.20
カテゴリ:液晶テレビ製造
ヤマダ電機WEB.COMから、
シャープ LC-32BD2 [169,800円 33,960ポイント(20%進呈)
などというメールが来て、笑った。何しろ私は4月までは亀山工場
液晶パネル仕掛品在庫管理担当者だったのだから。

他のサイトも見るに
32インチは実売14万円台に突入している。しかし37インチは実売
20万円を切っていないし、45インチは33万円前後である。

32はインチ4000円→128000円がシャープの損益分岐点なのである。
それに近い実売価格が出てきた、という理由はいよいよ最終戦争
に突入した、と言えよう。
37以上は未だインチ5000円以上、45はインチ7000円以上になって
いる。これは製造原価を反映しているのだ。それとパナソニック
のプラズマとの価格競争に因って、この価格となっている。
プラズマはインチ5000円が損益分岐点と言われている。
って事は、松下は利益ゼロに近いという事だ。

なぜシャープの液晶は32が割安なのか? それは基板供給システム
による。分断工程に搬入される基板は32インチ4枚分の大きさだから
だ。最大サイズが65インチである理由も明白である。それ以上大きな
基板が存在しないからである。37や45の製造原価が高いのか。一枚の
基板から裁断できるパネルの枚数が少ないからだ。
32は4枚取れる。37は3枚、45は2枚しか取れないのだ。

しかし新設された第二工場では巨大な基板搬入が可能になる。
一枚の基板から45が4枚取れるようになるのだ。
かくて45の損益分岐点も5000円前後まで下がる。
もう、ここまで行ってしまえば松下・ソニーなどの液晶TV事業は
赤字に転落するであろう。それが来年2月頃に実現すると思われる。
実は、平成18年度決算においてシャープの液晶事業は赤字だった
のだ。それは巨額の設備投資・減価償却費の計上による。
これは平成19年度以降、他社をブッチギルという強い決意の表れ
なのだった。
だから、買い時は、来年2月なのである。






最終更新日  2006.07.20 18:56:01
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2006.07.08
カテゴリ:液晶テレビ製造
今日、ヤマダと上新に行きました。やっぱ
液晶を見てしまいますねぇ。W杯とボーナス商戦が
終わればちいと値崩れはするでしょう、ってかすでに
少し下がっているようですが、まだ買ってはいけませんよ。
液晶テレビは来年2月頃が狙い目です。国内の液晶パネル
がいよいよ増産されてきます。電解SEDのキャノンやエプソン
、ソニーや松下を叩き潰すべく、大型を中心にシャープが
増産・価格破壊に出ます。37・45でハイビジョンより
上のフルHD画質専用の新工場から大量にパネルが供給され
ます。すると普通の26・32・37も大きく値崩れして
くるでしょう。パネルや偏向板貼付ラインは8月から動き
ますが増産は10月から。製品が市場にでるのは冬のボーナス
商戦からになります。すると来年2~3月頃には、家電量販店は
滞貨一掃セールをやらざるを得なくなります。

株価的に言うと、偏向板フィルムで最も良い製品を作っている
日東電工が買い、でしょう。






最終更新日  2006.07.10 04:56:50
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2006.06.27
カテゴリ:液晶テレビ製造
液晶ディスプレイを製造する現場に二年以上おったのに、
読んでも、ちっともわからないちゃんです。(爆)

会社の宣伝なんて見たって、本当の事はわかんないっすよ。
そこで私の体験に即して書きます。題して「アクオスが出来るまで」

まずアクオス(他社の液晶テレビも基本的に同じはず)の製造工程は
大別して三段階に分かれます。
1)パネル工程
2)実装工程
3)組立工程

亀山第一工場は5階建で、1)が5階。2)が4階。3)が3階と2階、
1階が物流と配置されてます。工場見学は、2階の最終組立ラインだけが
対象です。パネル工程の従業員は写メール付き携帯の持込は禁止され、
クリーンルーム工程内は、一切のマスコミ取材を拒否しています。
私はその「聖域」に二年もいて、新人教育とか不良品の選別・払出を
担当していましたので、暴露したい話がいーぱいあるんです。
が、お世話になった会社の不利益になる事は言わないってのが、社会人の
常識ですんで、一般的な話だけします。

つづく 不定期連載






最終更新日  2006.06.27 01:01:31
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2006.05.19
カテゴリ:液晶テレビ製造
私は三重県亀山市にある国内最大の液晶パネル製造現場に先月までT社の派遣社員としてK社に派遣されていました。K社はS社の生産請負会社で、液晶テレビ「アクオス」のパネル工程と実装工程を請け負っています。

私は2004年3月から7月までは、実装工程の外観検査を主に担当していました。パネル検査(M検)や出荷(組み立て工程や最終検査工程への払出)も行い、派遣社員の交替制の班のリーダーを勤めていました。
工程の組織変更に伴い、2004年8月からは、パネル工程の棚管理を担当し、ここでも派遣社員の交替制の班のリーダーを勤めました。






最終更新日  2017.12.16 00:56:27
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