2016/01/09(土)00:40
徳川家康が下った川・思川 (栃木県 小山市)
「思川と乙女河岸」
『思川』は、小山の『祇園城』、『鷲城』を繋ぐ重要な川なんだ。
そして、2つの城の守りも受け持つ、雄大な川でもあんだ。
そういえば、『思川』は2度目だべ。
『壬生城』の側を流れてるのも、同じ『思川』でな。
『壬生城』は上流。下流に下って『祇園城』。さらに下って『鷲城』って配置だな。
これは『祇園城』から見た思川だど。
ここで、江戸時代の思川の話をひとつ。
この辺には『乙女河岸』って船着き場があってな。江戸と小山の間で、荷物の運搬がされていたんだと。
んで。
この『乙女河岸』が、重要な役割を果たした戦がある。
それが『関ヶ原の戦い』だど。
小山評定を開いた後、徳川家康が、小山から江戸城へ帰る際に使ったんだ。
ルートは、『乙女河岸』から船に乗って、 茨城県・古河を通り、今の東京都・葛西のあたりに上陸したんだって。
その間かかった日付は、1日。
速いべな~。
これは、市役所の側から撮った『思川』だべな。
この辺から船に乗ったんかな~? どんぐらいの人数だったんだべな?
休憩しながら、ぼ~っと川を眺めてたらな。
昔の船が、ゆっくりと、川を下っていく姿が、見えた気がしたど。
ただし。
実際の『乙女河岸』はここじゃなくって、もっと下流になる。
小山市の隣に間々田ってとこがあんだけど、そこに『小山市立博物館』があんだ。
その博物館の近く、思川沿いに、『乙女河岸跡』があるそうだど。
距離はどんぐらいだべな。車で30分はかかると思うど。
結構、離れてんだ。
特に目立った史跡があるわけじゃないみたい。
だけんど、近くにいったら、寄ってみんのも、面白いかもな~。
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