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「観音山古墳の埴輪たち」
『群馬県立歴史博物館』の中に入るのは、ちょっと大変。 なんだかね。入口の扉が厳重なんだ。 まるで金庫の扉みたい。 入場券もすぐには買えず、まずは券売機で引換券こ購入。 それを受付で、入場券を交換するってシステムらしい。 ちとめんどいな。 そして、常備展示室に向かう。 ここの入口も、重たそうな自動ドアがついてる。 なして、こんなに警備が厳重なんだろ? どきどきしながら、部屋の中へ入ると、大きなモニターがあった。 どうやら群馬の歴史を紹介してくれるらしいな。 パネルじゃなくて、映像を使うなんて、 進んでるな~。 だども、厳重な扉をつける理由は、わがんねな。 しいていえば、辺りが暗いだけで、 普通の博物館とかわんない・・・おんや? 柱の影になってたもんで、気がつかなったんだけど。 部屋の中央に『埴輪』があるど! それも普通の埴輪じゃない。 長い椅子のようなものに座った、三人の女性の埴輪だど! この部屋にあるものは、 『観音山古墳』から、めっかったものなんだと。 お! 博物館の北にある、でっかい古墳のことだな。 墳丘は97メートルもある、 『大型の前方後円墳』なんだと。 これ、本で見たことあんど! うわっ、なんか、想像してたよりでっかい。 人の大きさは、実物大なんだべか? いや、ちっと小さいかな。 だども、埴輪んなかじゃ、でっかい部類に入んべな。 これは『三人童女』って呼ばれてる埴輪でな。 左側には『あぐらを組む男子』の埴輪が、 右側にゃ、『正座する女子』と『革袋を持つ女子』の 埴輪が置かれてる。 4つで一組の埴輪でな。 古墳時代の一場面を再現してるんじゃないか、って言われてんだと。 メインの人物は左側に置かれている『あぐらを組む男子』。 つば付きの三角帽をかぶって、両手を前で合わせてる。 腰にゃ、鈴付きの太帯を巻いてるど。 これは、身分の高い人を表してんだって。 腰に巻いた太帯は『金銅制鈴付太帯(こんどうせいすずつきふとおび)』 ってってな。 おんなしものが、古墳の埋葬品の中からめっかってるんだ。 展示室の奥にあったけど、今でも金色しててな。 鈴なんか形も現代の鈴と変わらないんだ。 ちょんっとつついたら、リンっといい音が響きそうだったよ。 ただ、銅製だからな。 重くて堅そうだったから、 腰に巻くのは、大変だったろうな~。 そったら貴重な太帯を腰に巻いてることから見て、 『あぐらを組む男子』は、古墳の被葬者を表してんじゃないか、 っていわれてるんだって。 そして正面に向きあう場所に置かれた『正座をする女子』。 髪を結い上げ、差し上げた両手に祭具を持ってんだって。 衣服も細かいとこまで表現されてるもんだから、 身分の高い女性じゃないか、って話だど。 巫女さんかな? その後ろにいるのが『革袋を持つ女子』。 こっちは身体の表現が少し、省略されてんだと。 そして、『正座をする女子』の後ろにいることから、 身分が少し低くて、前の女性に付き従っている女性なんじゃないか、 って推測されてんだって。 んで『あぐらを組む男子』と『正座をする女性』の間に 置かれていたのが『三人童女』。 ひとつの台座の上に、 髪を束ねて、背中に鏡のような円盤を背負っている。 胸の前で、手をあわせたような仕草をした 女性が三人。 並んで座ってる。 こったら埴輪は今んとこ、ここにあるだけでな。 ほかじゃ、めっかってないんだと。 ほ、ほうほう。 すごいな。これ、本物だべな? レプリカ、じゃないよね。 すごいな~。 これ、見れただけで、感激だな~。 3時間かけて来た甲斐が、あったな。 なるほど。こったら貴重な品々が、展示されていたんだな。 こりゃ、警備も厳重になるわけだ。 なっとく。 《こんなの めっけた》
これが『観音山古墳』の『三人童女』だど。 埴輪好きなかたはぜひ。 みにいっとこれね。 :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 最後まで読んでくれて、あんがと~♪ ぽちっと、押しとこれね。 にほんブログ村 :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.14 00:28:30
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