新着記事一覧 | ほげほげと

飛山城　４号堀

　今日の写真は４号堀だど。　　門を入って右側。飛山城の東から西に向かって、ほぼ真っすぐにのびた堀だっぺ。　真ん中あたりに土橋があって、一段うえの曲輪へ行けるようになってんだ。　これは土橋付近。ちょこっと曲がってる。　これは土橋の左側。４号堀はさらに西に向かってのびている。　その先にもう一つ土橋があって、そっちからも曲輪の中に入れるようになってるど。　　これが崖側の土橋から見た４号堀。　まだ草を刈る前なんで、わかりにくい。これだけみたら、普通の土手っことかわんないなあ。にほんブログ村にほんブログ村

2011.08.30

コメント(0)

飛山城　塀重門を通りぬけ・・・

　飛山城の門は塀重門。礎石と柱穴が見つかり、復元されたんだ。写真だとわかりづらいんだけんど、赤い色をしてる。　飛山城は芳賀高俊が築いた城なんだけんど、その後はずっと芳賀氏が城主を務めてる。　芳賀氏の歴史は結構古いみたいで、『吾妻鏡』や『太平記』にも、名前が出てくるみたいだど。　飛山城にいる間、芳賀氏は清原氏と名乗っていたんだけんど、この名は宇都宮市の地名『清原』の由来になったっていう説もあんだって。　鎌倉時代・南北朝・室町時代・戦国時代と、それぞれの戦で活躍があったみたい。まだよくわかっていないんで、その辺はまたこんどだど。　門を通り抜け、いざ、城の奥へ。　にほんブログ村にほんブログ村

2011.08.29

コメント(0)

飛山城　入り口はまだ？

　橋の正面にある枡形の写真だど。　昔は正面の土手んとこに塀があって、侵入者に対して矢を射かけられるようになってたらしい。　　場内に入るには、左側にまわってちいさな橋を渡る。もっかい（もう一回）左に曲がると正面に門が見える。　だども、ここもそう簡単には侵入できないようになってんだ。　枡形から門までは坂道になってる。登れないほどの急坂じゃないんだけんど、甲冑着てたり、馬だったら、難儀だべな。　そんで、坂の横には堀がある。これが５号堀。堀側の土塁は急斜面で、やっぱし登れない。　今なら木橋から門まで、１０分も掛からない距離。当時の人たちは、場内に入るまで、どんぐらいに時間がかかったんかなあ。にほんブログ村にほんブログ村

2011.08.28

コメント(0)

飛山城　木橋と６号堀についての空想話

正面の橋を渡ると、城内にはいる。大人が２人、並んで歩けっかな、って感じの狭い木橋だべ。６号堀にかかる木橋は、復元された橋なんだけんど、質素なもんだ。頑丈なつくりなんで、安心して、てくてく歩いて渡れるど。　だども、昔の人たちは、簡単には渡れなかったんだろうな。　特に敵方は、大変だ。大勢で一気に攻め込むには、木橋は狭い。　馬はどうかっつうと、これも難しそうだ。昔の馬は小さいから、走りぬけることは出来るだろうけんど、正面に枡形がある。矢を射られては、馬だって無事では済まない。　堀は浅い。といっても、武器を持ってたり甲冑をつけてれば、下手におちたら、怪我したり、死んでしまう可能せいもあるだろう。土塁を登るだけで、力が無くなりそうだな。「そんじゃあ、堀に、板か梯子さかけっぺ」って思うかもしんないけんど、これも無理そうだど。　６号堀の周辺には、櫓台と思われるでっぱりが５つ確認されている。そのうちの４つが正面側、木橋の近くに面してる。あと一つは南側にある。　敵の姿を確認したっくれ、櫓台から、矢だの石だのが降ってくんだ。ぽさっとしてたっくれ、いい的になっちまう。　北と西は、鬼怒川に面した断崖絶壁。城の中に入るには、正面の木橋を渡る以外に道はなさそう。　ううむ。こりゃあ、飛山城を攻め落すなんて、無理そうだな。敵方でなくってよかったなー。　　にほんブログ村にほんブログ村　

2011.08.27

コメント(0)

飛山城　堀の楽しみ方

木橋の上から下を覗く。平らな堀の底が見える。何か意味があるのか、それとも復元したときに、わざと平らにしたんか。どっちだろう。　飛山城には、他に６つの堀があんだ。　北の崖っぷちに１号堀、３号堀。その南側にある本丸跡を囲むように、２号堀がある。　広間を挟んで横一線に伸びる４号堀。　北側に、城跡の半分を占めるほど、大きな広場。まわりを囲んでいるのが、５号堀。　そして、全体を囲むように築かれているのが、６号堀だど。　今回は２号堀の先が、地震の影響で、立ち入り禁止になってた。だもんで、全部の堀は見れなかったんだけんど、２号堀、４号堀は復元されていて、堀の様子が楽しめる。　だども、５号堀、６号堀の辺りは当時のまま。１部復元されているとこもあっけど、崩れた状態も見られる。　復元がいいか、自然なまんまがいいのか。両方見比べて見んのも、面白いべ。にほんブログ村にほんブログ村

2011.08.26

コメント(0)

飛山城　（栃木県宇都宮市）

　『飛山城史跡公園』は栃木県宇都宮市竹下町にある、国指定の史跡だど。　1923（永仁１）年ごろに宇都宮影景綱の家臣、芳賀高俊が築城したらしい。　写真は入り口横の駐車場から撮影したもの。正面の橋を渡ると城跡の中に入れる。　堀の深さは、あんましない。背の高い大人一人分ぐらいかな。中は平らになっていて、通路としても使えそう。　　にほんブログ村にほんブログ村

2011.08.25

コメント(0)

勝山城　築いたのは誰だ？

勝山城跡（さくら市ミュージアム）入り口にある案内版。これだと全体の様子がよくわかるね。緑の部分が公園として保存されてっとこで、白い部分は住宅地など、開発でなくなっちまったとこ。　さて。前にも書いたけんど、勝山城は氏家氏の祖となった、宇都宮公頼が築いたお城といわれてる。だども、違う説もあるらしい。城郭や堀・土塁なんかを調べてみたら、どうも室町時代以降のもんじゃねえかって話なんだ。　そんじゃあ、誰が築いたか。っていうと、鎌倉時代から南北朝時代、氏家公宗っていう人が築いて、１４世紀になってから、芳賀高清っていう人が大規模な改修工事をしたらしい。　　どっちの説が正しいのか。氏家公宗って誰？　って疑問が残ってんだけんど、この辺はまだ資料がないのでわかりません。調べてわかったら、またブログで書くかも。　　にほんブログ村にほんブログ村

2011.08.23

コメント(0)

勝山城　外観

写真は、鬼怒川方面、隣接する『鬼怒川河川公園』から見た勝山城跡。外っ側からみると、かなり高い崖ってことが、はっきりわかる。なんか、感動！　しちゃったべ。　

2011.08.22

コメント(0)

勝山城　芝の話

　勝山城の大手口から、やや右側の堀の跡。正面と比べっと深さが浅いみたい。ほぼ真っつぐに伸びた堀が見られる。この辺りには、芝が植えられていなくって、山道みたいだど。　そういえば。芝は『万葉集』や『日本書紀』にも登場するぐらい、古くからある植物なんだと。庭なんかに植えた記録では、平安時代に書かれた造園書『作庭記』に芝をふせたって記載されてんだって。　芝っていうと、外国からはいってきた植物ってイメージがあったから、日本芝なんて知らなかったな。一部の寒い地域を除いて、日本全国に生えてんだと。高温多湿に適してっから、暑さには強い。だども、冬は茶色くなって枯れっちゃう。　んでな。芝を植える理由は、土塁が崩れる行為を防ぐためや見栄えの他に、足にかかる負担を軽減させるっつう場合もあんだと。公園とか運動場なんかに植えてあんのは、そん為だな。　勝山城の本丸跡に植えられた芝も、踏んでみると、ふんわりと沈む。あんまし人が踏み荒らしてないから、驚くほど、沈む。　楽しくて、意味もなく歩きまわっちゃった。かなり得した気分なったよ（笑）。　　　　

2011.08.20

コメント(0)

勝山城　芝の土塁

　写真は勝山城の堀。堀の中も外も、びっしりと芝が植えてあった。　　土塁（または、土居ともいう）には、粘土や礫をまぜてつくった『たたき土居』、土塁が崩れないように、表面に芝を植えた『芝土居』っつううのがあるらしい。　　勝山城の芝が、戦国時代からあったかどうかはわからない。でも、もしかしたら、当時も芝一面の土塁だったのかなーと想像してみる。　　案外当時の武将も、芝を見てくつろいでいたのかも。　

2011.08.18

コメント(0)

『竜宮城と貸し椀』（栃木県　さくら市・勝山城）

　勝山城で見つけた説明版。写真が見づらいんだけんど、昔話が、かいてあんだ。　「竜宮城と貸し椀」　昔、衣川(現・鬼怒川）は海の向こうの竜宮城とつながってて、乙姫さまとこの辺りの村人は仲がよかった。あるとき、村人が大きな宴会を開こうとしたがお椀がたりない。　そこで乙姫さまにお願いすると、川の中からお椀が１００個浮いてきた。もちろん宴会が終わるとちゃんと礼をいって返した。　そんなことが何度もあったんだけんど。あるとき、あんまりお椀がきれいなもんで、返さずに１個持ち帰っちゃったやつがいた。　起こった乙姫さまは、それからいっくら村人が頼んでも、お椀を貸してくれなくなったばかりか、衣川と竜宮城の間の通路も閉じて行き来できなくしちゃったんだと。（注・内容はちょこっと略してあります）　っていうような話。もっとややこしい栃木弁訛りで書いてあって、おんもしかったー。　にほんブログ村にほんブログ村

2011.08.17

コメント(0)

勝山城　二の丸、三の丸

写真は勝山城の本丸の外。二の丸跡の林。一部木の植えてない広場があった。そこが二の丸跡らしい。思っていたより狭い感じ。　その先に三の丸跡がある。どこだろう？　と迷ったんだけんど、どうやらミュウジアムがある辺りが三の丸跡らしい。広い広場になっていた。　石碑がいくつか立っていた。　あとはずっと林。

2011.08.15

コメント(0)

勝山城からみた鬼怒川

　鬼怒川は、栃木県日光市にある鬼怒沼から流れてくる、一級河川。　栃木県を北から南へ横断し、茨城県に入って利根川と合流すんだ。　昔は「衣川」「絹川」って呼ばれてたんだけんど、明治時代になって「鬼怒川」って呼ばれるようになったんだと。　「鬼が怒る川」で「鬼怒川」っていう字を当てたんだと。　確かに。首を伸ばして覗いた鬼怒川の流れは、前日の雨のせいもあって、ゴウゴウと流れも早くて、おっかねがったな。

2011.08.14

コメント(0)