No.2 YOH＆RYO

沖縄の魅力とは?!

――ライブで全国を回ったりすると、改めて「沖縄っていいなぁ」と思ったりするんじゃないかと思うんですが、どういうところが沖縄の魅力だと思う？
YOH「とりあえず、全国のどこよりもキレイですよね。海も空も、街も。あと、沖縄だけ他の土地と時間の流れが違うなと思う」

――他の土地は、時間の流れが早い？
YOH「うん。みんな、なんでそんなにせかせかと歩くんだろうって思う。でも、逆に言えば音楽の仕事をするんだったら、東京や大阪のほうが情報は速いし、機材も充実してるからうらやましいなと思うところもあるけど」

――仕事以外だったら、沖縄以外で住んでみたい土地って……。
RYO＆YOH「ない！」

――ないんだ！
RYO「もちろんまだ行ったことのない土地もいっぱいあるから、もしかしていい場所もあるかもしれないけど、今のところは沖縄の土地と風が性に合ってますよ」

――最近の沖縄の音楽事情というのは、どういう感じなんですか？
YOH「２年前ぐらいは、ヒップホップが主流だったんですけど、最近は、バンドブームが後退してきてレゲエ・シーンが熱くなってきてるみたいですね」
RYO「たぶん、僕らがバンドを始めたころはすでにヒップホップ・シーンは下り坂で、そこにちょうどレゲエ・シーンが伸びてきてたんですよ。それが、今年になって逆転したって感じ」

――イベントで対バンした人たちとは、やっぱり仲良くなるものなの？
RYO「元気なチーム（NAOTO、HIROKI）が仲良くしてますよ。あいつらは、おもしろそうだと思ったら、すぐに声かけるし、誰とでも仲良くなりますからね」

――YOHくんはインタビューのときは物静かだけど、普段もそうなの？
YOH「たまにYAMATOに惑わされて騒ぐこともあるけど、基本的には静かな時間を過ごしてるほうが好きなんですよ。自分でもよく、“俺、いきいきしてないな”って思うことあるけど（笑）。でも、うるさいと疲れちゃうから」
RYO「でも、家ではよくしゃべってますよ（笑）」
YOH「あっ、そうそう。RYOとは考え方が似てるから、話すと長くなるんだよね。それにRYOも、学校の友達や家族の前だとこのクールさが抜けて、ふつうの高校生ですよ（笑）」

――では、この夏、沖縄に遊びに行く人のために、地元の人しか知らない沖縄の名所を教えてください！
RYO「海に行くなら絶対に北部。でも、北に行き過ぎてもダメ。万座の上あたりの西海岸線あたりをバイクや車で走ったりしたら、かなり最高ですよ！」
YOH「あと、北谷から北に行くと謝苅（じゃあがる）入り口って場所があって、そこの坂を登るんですよ。そうすると、謝苅公園っていうのがあるんです。そこは、東シナ海に落ちていく夕日が最高にきれいですよ」

――おススメのお店は？
YOH「沖縄名物にはなってないけど、意外とタコライスがうまいですよ」
RYO「ああ、コザの、パークアベニューにある『チャーリータコス』はいいよね。自分で辛さも調節できるから」

――沖縄の人って、沖縄名物って普段から食べてるんですか？
RYO「実際に家庭で出てくるのはゴーヤとソーキそばぐらいかな。海ぶどうなんて、最近まで食べたこともなかった」
YOH「俺も（笑）。その代わり、ゴーヤはふつうに食べますよ。食べるのと食べないのとでは、体力の持ちが違いますよ。３日続けて食べたら、すごく元気になるしね。夏は絶対食べるべきだね」
RYO「あとオススメでよく食べるのはナカミ汁（内臓系のスープ）」
YOH「ドロドロしてるの想像すると思うけど、けっこうあっさりしててうまいですよ」

――じゃ、６月４日にデビュー・シングルがリリースしたばかりなので、代表して今後の意気込みを。
YOH「年上年下関係なく筋とおして自分たちのやりたいことをやってるから、たくさんの人に自分たちの音楽を聴いてほしいですね」

テンパリジョナサンのインタビューで、洋と涼が、インタビューに答えてんのをのせてみましたｗｗ