カテゴリ:カテゴリ未分類
このところチョコチョコ引用させていただいている、山下景子さんの「美人の日本語」を読み終えました。
普段、何気なく使っている言葉や忘れかけられている日本語の、本来の意味や語源、それに纏わるエピソード等の解説が「1日1語:1ページ」にまとめられていて、ページをめくるたびに、「へえー、そうなんだ!」「なるほどね!」と納得しながら読み進みました。日本語の奥深さを改めて知ると同時に、いかに日本語について知らないかを実感させられました。(解説を書いている、あの物知りの天野祐吉さんですら、この本の言葉の半分しか知らなかったそうです。)久しぶりに「知的好奇心」をビンビン刺激された1冊でした。 そして、今日、3月29日に取り上げられているのが「東雲」でした。偶然にも、この度の大震災の被災者の方に向けての激励のメッセージになるような内容でしたので紹介します。 「夜明けはきっとくる 日本の夜明けの表情は、とっても豊かです。 まず、暁。夜明け直前の、まだ暗いころのことを言いました。 そして、東雲。東の空に、明るさが、わずかに動くころですね。 しだいに、明けゆく空は曙。 やがて、ほのかに明るくなった空を空けぼらけ。 朝(あした)で、すっかり夜が明けます。 突然、災害や災難に襲われることがあるかもしれません。真っ暗な闇の中に、 突き落とされるような思いをすることもあるかもしれません。 でも信じてください。きっと、東雲の光が差し込む日が来ます。 いつまでこの闇が続くのかと思ってしまうかもしれませんが、必ず、 夜明けは来るのです。」 明日からは、新たに「美人の日常語」を読み始めます。どんな日本語、日常語に出会うか、楽しみです。 八幡西区のある団地を飛び込みしていたら、「紫木蓮」が満開でした。「白木蓮」の清楚な感じとは違い、紫の花びらが華やかに揺れていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.30 00:58:15
コメント(0) | コメントを書く |
|