小林製薬が大々的に売り出していた紅こうじでついに死者が２人も出てしまった。医学的な証明ができるかどうかはわからないが、少なくとも紅こうじを服用し始めてから体調が悪くなった事は確からしいのでやはり紅こうじに問題がああるのは確かであろう。どうも腎臓に影響を与えるらしい。つまり血液の中に毒性のあるものが入り込んでそれをフィルターとして取り分ける腎臓に被害を及ぼす物質があるのだろう。おそらく麹菌の種類の中で人間には適さないものなのかもしれない。しかし大手製薬会社の開発した物なのにこれだけの被害を広げてしまったのは問題である。また管轄する厚労省がちゃんと調べて許可したのかも問題がある。おそらく日本では製薬会社の方が力が強いので、大手が申請する健康食品にはろくに調べもせずに認可を通しているのかもしれない。いずれこの無責任な仕組みが問題になるのも確かであろう。製薬会社が勧めている健康薬品が死を招くという事は明らかに犯罪事件である。中国の漢方薬ならまだしも、日本の大きな製薬会社が勧めていた食品なのだから責任の大きさはかなり大きいと言える。正直言って一市民としてはこの会社を営業停止にもしてほしいくらいである。ただおそらく政府はこの会社にはたくさんの雇用される従業員や関連会系の子会社もあるので簡単に潰すわけにはいかない。もちろん天下りの役人たちの仕事先でもあるので絶対潰せないのである。おそらく政府は注意をするだけで終わるのかもしれない。しかし亡くなったり腎臓が悪くなり一生透析をしなくてはならない人が出てしまうかもしれない事には責任は取れるのだろうか。
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