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カテゴリ:タイ
昨日はお昼にサハイナン到着だったが、今日からはいよいよ本格的なサハイナン生活が始まる。
今朝の起床は5時。 けっこうどこでも寝られる方なのだが、さすがに昨日は床が硬かったり、暑かったり、虫やカエルの声がうるさかったりでよく寝られなかった。 まあ、すぐに慣れて寝られるようになるだろう。 この日の予定は、午前が家の建築、午後がSaturday Marketへの買い物。 サハイナンには、食堂やトイレを含めると、 10棟弱の建物がある。 どれもこの山でとれる木、竹、葉っぱ、土を使ったもので作られている。 最低限の釘や紐などは使うようだが、ほとんどが自然のものでできている。 すごすぎる。 今は、さらにもう一つ、家を建築中とのことで、今日もその作業があるようだ。 この技、少しでも覚えたいと思っていたら、さっそく2日目から家づくりを手伝えるとはラッキーだ。 使用する材料は山から切り出したものそのものなので、一つとして同じ材料はない。 おー、それでも建物って建ってしまうんだな。 この日の作業は屋根部分の骨組み作り。 人手が少ないから、新参者の自分でも、いきなりの高所作業。 もちろん命綱はなし。 昔の電柱の上での作業経験が多少は生きたかな。 まずは水平に渡した骨組みの上に、さらに垂直に骨組みを立てる作業。 ほぞ組みで組み立てるので、おれはひたすらノミでほぞ穴づくり。 2時間ほどの作業で屋根の一番上の部分が組み上がって感動。 毎週土曜日はSaturdayMarketがあるということで、午後は買い物、そしてついでにそこで夕飯を済ましてきて1日が終了という予定。 おお、なんてゆったりした予定なんだと思ったが、現実はそうは甘くなかった。 マーケットまでは大人の足でも1時間以上かかるとのこと。 子供の足だと2時間ほどかかる。 そして1時半に出発したので、気温は30度はあったのではないか。 ドイツ人の親子と一緒に遠足並み、いや、それ以上の買い物に出かけた。 息子は歩き通した。 すごいぞ、息子。 娘はほぼ抱っこだったが、体調を崩すことなく元気に目的地まで来ることができた。 まずは無事到着のお祝いとごほうびに、ココナッツアイス! しかし時間はすでに4時近く。 タイでもこの時期は日の入りが早く、6時頃から暗くなり始め、6時半頃には真っ暗という状態。 帰りも2時間歩くことを考えると、おー、もう帰らないといけないじゃないか。 着いたばかりなのに。 それでも色々みたいし夕飯済ませていかないといけないし、さあ行くぞというときに息子が大きい方を出したいと言ってトイレを探したりで結局出発は6時近く。 あー。 だいじょぶかなー、まあ行くしかない。 途中、妻と子供には歩き続けてもらって、自分がミネラルウォーターを購入にお店に入った。 お店の人と話をして、日本から来たこと、サハイナンに滞在していることを話して別れた。 すると1分後、お店の人がバイクで来て、送って行ってくれるという。 しかしこちらは6人のグループなので、泣く泣くお断りした。 タイ人の優しさに触れた瞬間でした。 1時間ほど歩いた頃だろうか、またしてもバイクで近づいてくる人がいる。 「He-y」と声をかけてくれたのは、サハイナンの村長さんだった。 彼は困った人を助けるスーパーマンのように、子供たちが大変だからとバイクで迎えに来てくれたのだ。 6人のグループだったので、二往復してぼくらをサハイナンまで送ってくれた。 ありがとう、村長さん。 結局買い物にかかった時間は6時間。 スローライフは意外に忙しいという人がいるが、それをまさに体感した気がした。 ゆったりとした予定だと思ったが、一つ一つに時間がかかるのでむしろそれしかできないという感じ。 子供たちもよくがんばってくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.11 08:10:20
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