パーマカルチャー研究所のブログ

今日も朝からサラダ作り、フルーツを切っているとむすこっちが手伝いたいとやってきた。バナナなら大丈夫だね、と道具を渡すと真剣に手伝ってくれる。まだ黄色くなり掛けのバナナ、味見をして渋いなと言ってはおいしいバナナを自分で探す。これも経験、何も言わずに任せる。おいしいサラダに変身、満足そうな息子っち。明日も作ろうといってる^_^ みんなの美味しいって笑顔とお礼の言葉つき、最高の気持ちだね。


そのあと部屋に戻ったら息子っちがサソリだ！！と声を上げる。うちの土間のとこをサソリが悠々と歩いている。でかい、10センチくらいあるだろうか。日本な らアースジェットでもでてくるとこだろう。でもここはあなたたちの居場所でもあるものね。そういう感覚が生まれてる私たちは触ったり突いたら嫌がって怒るからね、とだけ伝え騒ぐことなくちょっぴり怖いなとも思いながら4人で彼を見送る。そう実は地球にいること自体彼らと共存してるんだったよなあ、とふときづく。蚊やハエ、ゴキブリ、菌だってきっとそう。人間が彼らの好物をよういしておくからくるだけなのだろうな。パン屋さんに行く私達と同じように。色々考えさせられる。人間の好き嫌いで彼らを薬で殺してしまっていいのか、耐性菌問題なんてそもそも人間の勝手な感覚から生まれたものでこの感覚と向き合わない限り 手の施しようもない菌が生まれてしまっても不思議はないんじゃないか。それくらい自然界は未知と神秘だらけのような気がする。



そのあとは朝から草木染め。息子っちが昨日ジャムを作っていたアメリカンの女の子を見ていてこの花を使えばいいんじゃない？とアイデアをくれる。さっそくやってみるとすごくいい。子どもの感覚ってすごいな。出来上がるとさっそくジュースやさんをはじめる子どもたち。そんな風に遊びに変わるのもすごくいい。


ジュース屋さんに飽きるとまきを積み上げて猫のうちを作ったり猫の帽子を作って遊んだり遊びに事欠かない。そしてお腹がすくと果物で満たす。フルーツとナッツ、タピオカ、麺で小腹を満たしクッキーやジャンクなお菓子をしばらく食べてない。遊ぶのにも食べるのにも忙しい子供達。すごくいい時間をすごしているな。
午後に旅立つ子どもたちがお世話になった女の子にふんパンを縫う。夢の草木染ふんパン。かわいくできて大満足。



と思ったらあっという間に旅立ちの時間。しっかりハグをして別れる。ありがとう。あなたと出会えて私たちは幸せです。日本に来たら回転寿司行こうね^_^ 午後にここを立ってバスで明日の朝にチェンマイにつくという。ハッピーな旅を続けてね。

娘ちゃんが昼寝したので息子っちとおととい食べたマンゴーの種を植えに行く。明日もフルーツサラダにして種を植えよう、何て話ながら歩く。そうしていたらスタンプラリーごっこをしたいと思いついたようだ。バナナの花、目が出たばかりのココナッツ、たくさんの大好きな場所を見つけコースを探す。
そして出かけていた村長さんが帰ってくるとお手伝いしたいと荷物を運ぶ。人が喜んでくれる喜びを感じるようになったのかな。お手伝いするよって英語で声をかけ手伝う息子っち。優しいねというとやりたいからやってるだけだよと。きれいな心だなあ。そして何でも遊びに変わる。兄弟だけでも十分な遊び友達。何をするにも娘ちゃんもセットで。笑。


近頃火起こしに興味のある娘ちゃん。蚊にやられるから服着ててってお願いしたけど脱いでしまい、火起こしの竹の筒で火を吹いてます。昔はこうだったのかな。かわいくて思わず^_^
このあと今夜はマーケットで村長さんがカエルの煮込みを買ってきたので食べてみました。ちいさなほねうがはいっていてちょっぴりリアルな。鶏肉みたいでした。でも私にはさばけないからきっともう食べないだろうな。 今夜も野菜たっぷりの夕飯、家族揃ってお通じもグンといい。午後にひねった足首が痛くてアロマを塗ってみたけどよくなるといいな。