パーマカルチャー研究所のブログ

2016/09/05(月)19:33

星耕舎に行ってきました

食料部門(42)

星耕舎さんとは、うちが契約している農家さん。 岩見沢から、いつもおいしい野菜を届けてくれます。 星耕舎さんは、バイオダイナミック農業という農業を実践されています。 バイオダイナミック農業自体は、自分は詳しくないので、詳しく知りたい方は、「星耕舎」で検索してホームページを見てみてください。 ぼくが説明を聞いて理解できたのは、生物の多様性を生かして無農薬・無化学肥料で野菜を育てているということです。 牛糞をたい肥として使うこともあるようです。 そのために牛を飼っていると言っていました。 最近心がけていることとして、なるべく顔の見える関係の中でお金を使うということ。 星耕舎さんからは、もう1年以上野菜を買っていて気分的には顔の見える関係です。 だけど実際には顔も見たことがなく、畑にも行ったことがなかったので、今回畑作業を手伝いに行くことにしました。 実質手伝いができたのは2時間半程度でしたが、得るものがたくさんありました。 手伝ったのは、ニンジンの収穫です。 スーパーでは、同じ形のニンジンばかりを見慣れていますが、ここで見るニンジンは全然違います。 立派なニンジン。 虫に食われたり形がよくならなかったニンジン。 少し形が悪い程度ならば、「ハネモノ」として売れるようですが、それ以下のものは、牛にあげたり、畑の肥料とするようです。 2時間半作業をして立派な売り物になりそうなものは、コンテナ2~3個分でした。 水色の方は立派なほう、黒いほうはハネモノ用。 一本一本手での作業だったので、こんなに時間をかけても思ったほどとれないという印象です。 なぜならば、普段、車などで畑の横を通り過ぎるときに見る収穫時のコンテナの数はもっと膨大だからです。 そういう一般的な農家さんは、機械を使って収穫しているとのことです。 ニンジンを引っこ抜いて葉っぱの部分を切ってコンテナに入れる。 ニンジン畑を走りながら、この作業を自動で行ってしまうとのことです。 農業機械の技術ってすごい。 だけど、そうやって機械を使って大量にスピーディに収穫するためには、やっぱり農薬と肥料、除草剤をたくさん使って、均一な成長をさせるようです。 そういうことをせずに手作業で一つ一つの作業をこなす星耕舎さん。 本当に頭が下がります。 星耕舎さんは、6,7月が除草のため、9月が収穫のため、とても忙しくて猫の手も借りたいようです。 私のような素人が手伝いにいっても、とても喜んでくださいました。 またお手伝いに伺いたいと思います。 これからも、星耕舎さんを応援していきます。

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