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カテゴリ:タイ
今住まわせてもらっている家は、サハイナンの水を貯めておくタンクの近くにある。
通常は、耳をすますと山からの湧き水がそこに流れる音がする。 しかし昨日か一昨日ぐらいから水の音が聞こえなくなっていた。 気のせいかと思っていたがやはり水が来ていなかったようだ。 サハイナンでは水システムを自分たちで構築してタダの水が飲める反面、たびたび水トラブルに見舞われる。 その度に水のあるありがたさを感じるのです。 今回は、水の源泉である湧き水部分のトラブルらしい。 今回は他の人にお任せして、自分はキッチンを作っていようかと思っていた。 しかしサンドットさん、今回はパーマカルチャーのいい学びになるよと言うので、行ってみることにした。 真ん中にあるのが取水口っていうのかな。 取水口周辺は、枯れ木や落ち葉などで汚れている。 これらがたまりすぎて水の流れが当初と変わってしまった。 それにより取水口の水位が低くなってしまい、その中に入っているパイプに水が入っていかなくなった。 というのが断水の原因のようだ。 ということでまずは、枯れ葉や落ち葉などを取り除く。 ちなみに今回はサンドットさん不在、5人の旅行者が考えながら力を合わせて作業をする。 これが1キロ先にあるサハイナンへのパイプ入り口。 写真を撮った時は笹の葉でフタをしていた。 確かに水位が低くてこのパイプが丸見え。 通常はこれらが水の中に入っていて、常に水がサハイナンのタンクに供給され続ける。 バケツなどを使って手作業でゴミを取り除きます。 写真右側から水がチョロチョロと流れてくる。 これがサハイナンの源泉。 石を並べたりしてなるべく泥が巻き上がらないように工夫します。 これは取水口周辺で泥が巻き上がらないように、水の底に石を並べているところ。 努力の甲斐あって、水位が上がってきてパイプが隠れ始めました。 ネットも使ったりします。 これで午前の作業は終了。 昼休み後はリーダー格のイタリアンにおまかせすると、30分ほどして彼が戻ってきた。 今バルブを開けてきた。 待っていれば水が来るはずという。 サハイナンの水タンクで待つこと15分。 ユーキ、カモーン。 ウォーターイズカミング! 行ってみると、チョロチョロと水の音が! 大成功です。 サンドットさんのいう通り、今回はかなりの学びになりました。 午後はまったりマイペースでキッチン作り。 今日も手作業で穴を掘り、柱となる丸太をナタでチョップ切りし、穴の中に柱を立てる作業を。 あまりメジャーを使って測ったりはしないサンドットさん。 細かいことを気にしなさそう見えて、水平を見る水準器は持っています。 やはり水平をとることは建築において重要なようです。 ということで自分も水準器を使います。 こんな感じで今日は3本目の柱を立て、4本目の柱の穴を掘る途中まで進みました。 うーん、キッチン作りはマイペースで考えながらできていいな。 フィールドで開拓しているときのような気楽さ。 明日以降もキッチン作りをメイン作業にしよっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.18 15:13:50
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