パーマカルチャー研究所のブログ

モバイルエコトイレ、Mobile Eco Toilet、略してMET（メット。なんじゃそりゃ(笑)）。
今回1年ぶり、2度目の移動をしたので報告します。
メットの歴史を書きますと、こんな感じです。

2016年5月 メット完成
2016年10月 初移動
2017年9月 2度目の移動

そもそもメットは、公衆電話ぐらいのサイズにトイレをつけたものです。
トイレの下は穴が開いているので、排泄物はそのまま地面に落ちていきます。
だから排泄物の落ちる地面には穴を掘っておきます。
いわゆるぼっとん便所では、下はコンクリートなので排泄物はたまっていくだけですからにおいもこもりやすいです。
しかしメットで穴に落ちた排泄物は、土の上に落ちるので、土の中の虫や微生物によって、特に夏場はみるみるうちに分解されていきます。
風も吹き抜けるので、においもそれほど強くありません。
季節が秋になってきて、彼らの分解スピードも落ちてきて穴の中がいっぱいになってきたので、今回メットの場所を移動します。

これが元位置。




移動しまーす。




穴は土をかけて埋めました。
ホントはここに木を植えてみたい。
排泄物が木のいい栄養になりそうだから。

で、新しいトイレ場所に穴を掘ります。



穴の深さは60センチ。
60センチの穴を掘るって、けっこう大変なんですよー。

穴の上に、メットを移動させます。




これで完了。




2時間ほどの作業でした。
1年に2時間ほどの作業なら、ノーメンテに近くていいな。
まあ、移住したらさすがにもう少し頻繁に移動が必要なんだろうけど。

久しぶりの、モバイルエコトイレネタでした。