知ってる人にお金を払う
今日は南幌の佐藤農場さんで農作業。最近、昼休みには、近くの直売所へ行くことが日課になってきた。その直売所は、佐藤農場さんの息子さんの奥さんがやっていて、佐藤農場さんの野菜など、近くの農家さんの野菜が売っている。今日もそこへ行って、佐藤農場さんの野菜を買い、カフェメニューのソフトクリームも買って食べた。お金を使う時、つい、こんなに買っちゃった、こんなに減っちゃったと思ってしまうことが多い。だけどここで使うお金は、全然そんな気がしない。むしろ、払うことに喜びすら感じる。それは、よく知っている人に払っているから。お金を払ってものを買っているんだけど、さらに「相手との良い関係」までおまけについてくる気がする。これがスーパーだと、「スーパーとの良い関係」がおまけについてくることはなかなか難しい。だからなるべく、知っている人にお金を払うように意識している。この「知っている人にお金を払う」ことを、うちでは「地消」と呼んでいる。地産地消の地消だ。もともと地産地消は、地元でとれたものを地元で消費する、といった概念で使われ始めた言葉だと思う。だけど自分にとっての「地域」、「地元」は、必ずしも今住んでいる場所だけではない。そういったことで自分的「地消」は、自分の友達、応援したい人、お店などに支払うことと考えている。そして、毎月家計簿をつける中で、全消費に占める「地消費」の割合、「地消率」を計算している。最近の地消率はおおよそ50%程度。この割合を増やすような消費行動をしていきたい。それはもはや、消費というよりも仲間づくり的な行動に近づいていくだろうから。今日の農作業もとうきび畑などの草刈り。作業前。作業後。そして休憩の時にいただいたおやつも、とうきび。