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こんにちは!法華クラブ京都でございます! 今年ももう11月。辰年もそろそろ終わりが近づいております。 辰年の11月の33日間は、六波羅蜜寺さんのご本尊十一面観世音菩薩立像(国宝)がご開帳されます。 その昔、空也上人が自ら刻み、車に乗せて市中を回り、念仏を唱えて病に苦しむ人々に薬茶を振る舞ったという言い伝えがあります。 ![]() 頭上面は布で隠れてしまって観ることができませんが、凛々しくも優しげなお顔立ちで金色も褪せずに多く残っており、とても美しいお姿をされております。 左手には五色の紐を巻いておられ、それが内陣から天井付近の梁の丸い穴を通り、外陣の参拝者の前に置かれた白く大きな五鈷杵まで伸びています。 参拝者はそれに触れることで観音様と結縁することができるそうです。 また、観音様の前に置かれた牙を持つとある宝物も必見です。 何故、御開帳が辰年なのか。それは、六波羅蜜寺さんが龍と関係深いことに由来しているそうです。 昔、本堂前にあった池に棲みついていた龍が悪さをするため、空也上人が説得したところ改心し、お寺と信徒を守ってくださるようになったのだとか。 ![]() 六波羅蜜寺さんでは常日頃から淵龍(えんりゅう)護符という金運に御利益のある護符を授与されておりますが、御開帳期間は特別なものが授与されるそうです。 赤、黄、緑、紫、白(飛龍紋入り)の5色があり、5枚揃うと家運隆昌や繁栄すると言われています。 ただ、残念なことに今年2024年の白色飛龍紋入り淵龍護符はあまりの人気のためかご開帳三日目のお昼くらいには授与終了となってしまったそうです。 全て揃えるまでに60年。一人では成し得ずとも親子孫三代もしくは一族皆で頑張ればなんとかなるかもしれませんね。 六波羅蜜寺さんには他にも沢山の見所がございます。銭洗いができる場所や、宝物館では口から仏様が出ている空也上人像や教科書で見た平清盛像の本物を見ることができます。 もし機会がありましたらぜひ訪れてみてくださいませ。 ![]() 六波羅蜜寺:京都市バス206 系統、「清水道」下車、徒歩7分 京阪電車「清水五条駅」下車、徒歩7分 阪急電車「京都河原町」駅下車、徒歩15分
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最終更新日
2024.11.12 13:51:49
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